混雑する電車で、会社員に「席を譲って」と男子高校生 理由に、拍手喝采! By - grape編集部 公開:2017-10-22 更新:2018-09-24 マタニティマーク電車高校生 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ ある日、新宿駅から山手線に乗った『男性』。 「渋谷・品川方面」へ向かう内回りの電車に乗ると、車内は座席が完全に埋まっている状態でした。 ※写真はイメージ 男性: (休日だし、仕方ない。まあ、朝夕のラッシュに比べたらマシか) こう考えつつ、男性は座席の前に立ち、つり革を握りました。 男性の前に座っていたのは、サラリーマンらしき男性。横には制服を着た男子高校生が、文庫本を読みながら立っていました。 次の駅で女性が乗ってくると男子高校生は? 電車は、新宿駅から渋谷方面に向けて出発。次の代々木駅で、数人の乗り降りがありましたが、座席が空くことはありませんでした。 ドアが閉まり、電車が動き出した瞬間、文庫本を読んでいた男子高校生が、前に座っていたサラリーマンに、こう声をかけます。 ※写真はイメージ 男子高校生: 「すみません、席を譲ってもらえませんか?」 この言葉を聞いた時、男性は「どういうことだ?」と違和感を覚えます。 実際にいわれたサラリーマンも、怪訝そうな顔で「はぁ?」といった対応です。 しかし、男子高校生が「あっ、いや」といいながら、指し示した方向を見て、周囲の大人は「あっ!」と思わされます。 なぜなら…。 『マタニティマーク』を付けた女性が立っていた! ほっそりとした印象の女性は、外見から「妊娠していること」が分かりにくく、男性は『マタニティマーク』を付けている女性に、全く気付いていなかったといいます。 同じように、座っていたサラリーマンも気付いていなかったのでしょう。男子高校生と妊婦さんに「すみません」といいながら、席を立ちました。 一部始終を見ていた男性は、こう語ります。 どうやら女性は、代々木駅から乗ってきたようです。 私は『マタニティマーク』に全く気付きませんでしたが、男子高校生はすぐに気付いたんですね。 一瞬でも「自分が座りたいだけのわがままな男子高校生なのかもしれない」と思ってしまった自分が恥ずかしい。 彼は年下ですが、今回の一件は僕のほうが学ばせてもらいました。 高校生でありながら、『マタニティマーク』の意味を知っていたということは、学校や親御さんから教えてもらっていたのかもしれません。 そして、ただ知っていただけでなく、知り合いではない妊婦さんのためにサラリーマンに「席を譲ってほしい」と告げた勇気も称賛されるべきもの。 男性が語るように周囲の大人たちが、この高校生の振る舞いから学ぶべきことは、少なくないように感じます。 [文・構成/grape編集部] 人に貸したプラ容器 返却されたものが?「この手があったか」「マネする!」「人から借りたプラ容器は…」女性の行動に称賛と共感の声! 「こういうのがいいんだよ」 弁当箱の中身に「はい、最高」『俺の弁当』と題した1枚の写真。その中身に絶賛の声が続出! 出典 厚生労働省 Share Post LINE はてな コメント
ある日、新宿駅から山手線に乗った『男性』。
「渋谷・品川方面」へ向かう内回りの電車に乗ると、車内は座席が完全に埋まっている状態でした。
※写真はイメージ
男性:
(休日だし、仕方ない。まあ、朝夕のラッシュに比べたらマシか)
こう考えつつ、男性は座席の前に立ち、つり革を握りました。
男性の前に座っていたのは、サラリーマンらしき男性。横には制服を着た男子高校生が、文庫本を読みながら立っていました。
次の駅で女性が乗ってくると男子高校生は?
電車は、新宿駅から渋谷方面に向けて出発。次の代々木駅で、数人の乗り降りがありましたが、座席が空くことはありませんでした。
ドアが閉まり、電車が動き出した瞬間、文庫本を読んでいた男子高校生が、前に座っていたサラリーマンに、こう声をかけます。
※写真はイメージ
男子高校生:
「すみません、席を譲ってもらえませんか?」
この言葉を聞いた時、男性は「どういうことだ?」と違和感を覚えます。
実際にいわれたサラリーマンも、怪訝そうな顔で「はぁ?」といった対応です。
しかし、男子高校生が「あっ、いや」といいながら、指し示した方向を見て、周囲の大人は「あっ!」と思わされます。
なぜなら…。
『マタニティマーク』を付けた女性が立っていた!
ほっそりとした印象の女性は、外見から「妊娠していること」が分かりにくく、男性は『マタニティマーク』を付けている女性に、全く気付いていなかったといいます。
同じように、座っていたサラリーマンも気付いていなかったのでしょう。男子高校生と妊婦さんに「すみません」といいながら、席を立ちました。
一部始終を見ていた男性は、こう語ります。
どうやら女性は、代々木駅から乗ってきたようです。
私は『マタニティマーク』に全く気付きませんでしたが、男子高校生はすぐに気付いたんですね。
一瞬でも「自分が座りたいだけのわがままな男子高校生なのかもしれない」と思ってしまった自分が恥ずかしい。
彼は年下ですが、今回の一件は僕のほうが学ばせてもらいました。
高校生でありながら、『マタニティマーク』の意味を知っていたということは、学校や親御さんから教えてもらっていたのかもしれません。
そして、ただ知っていただけでなく、知り合いではない妊婦さんのためにサラリーマンに「席を譲ってほしい」と告げた勇気も称賛されるべきもの。
男性が語るように周囲の大人たちが、この高校生の振る舞いから学ぶべきことは、少なくないように感じます。
[文・構成/grape編集部]