「全方位にケンカ売ってる」 テレ東選挙特番の『政界 悪魔の辞典』が話題に
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男性「夜ごはんはハンバーグ」 まさかの光景に「貴族の食事?」「爆笑した」「夜ごはんはハンバーグにしました」。このような言葉を添えて、夕食をXに投稿したのは、崖のスプーン(@gakespoon)さん。しかし、崖のスプーンさんの『ハンバーグセット』は普通のメニューとは違う点があるようで…。
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2017年10月22日、第48回衆議院議員総選挙の開票に合わせて放送された、『池上彰の総選挙ライブ』(テレビ東京系列)。
画面上に表示される候補者の『どうでもいい話』をつめこんだプロフィールが注目され、放送の度にネット上で話題になっています。
池上彰さんといえば、見ている側すら「そんなこといっちゃっていいの!?」と心配になってしまうほどの辛らつなトーク。
あまたの政治家に鋭い質問で迫り、時には厳しくバサバサと切っていく姿は、見ていて痛快です。
そんな『池上彰の総選挙ライブ』ですが、今回の放送で『辛らつ』だったのは、池上さん本人だけではなかったようです!
テレ東選挙特番の『政界 悪魔の辞典』が超絶ブラック
今回の放送で新たな要素として登場したのが、こちらの『政界 悪魔の辞典』!
黒い表紙と、不敵な笑みを浮かべる池上さんのイラスト…見ただけで気迫を感じます。
ちなみに『悪魔の辞典』というのは、今から100年以上前にアメリカで書かれた、ブラックユーモア満載の用語解説本のこと。
今回は『政界版』ということですが、一体どのような解説がつづられているのでしょうか…。
では、番組内で紹介された、毒たっぷりの解説文をご覧ください。
【当選】
月額129万4千円、期末手当約635万円、文書通信費月額100万円もらえます。
【公約】
投票前は多くの人にしってほしい。
選挙後は早く忘れてほしい。
※写真はイメージ
【総選挙】
政権選択選挙。AKB48のセンター選びのほうが有名。
【比例復活当選】
1日に1度落ち込み、その後、はしゃいで喜ぶ光景のこと。
【タレント候補】
当選後「これから勉強します」と決意。
立候補する段階で勉強してほしい。
【文春砲】
木曜に放たれる砲弾。
これを食らうと、政治家は立ち上がれなくなる。
※写真はイメージ
【みそぎ】
不祥事を起こしても、選挙で勝てばチャラになる。
【土下座】
これをすれば当選すると考える人がいる21世紀の奇観。
【地元秘書】
地元に詳しいが、運転を間違うと「違うだろ!」と罵倒される人もいる。
※写真はイメージ
【弔い合戦】
政治家が亡くなって親族が跡を継ぐ。人情に訴える。
【保守】
“国体”を守りたい人も、”利権”を守りたい人もいる。
【リベラル】
左翼と呼ばれたくない人たちの自称。
政治家が読んだら心に言葉のナイフが刺さりそうな、『政界 悪魔の辞典』。
『文春砲』の解説が流れた直後は、無所属で出馬した山尾志桜里氏の紹介映像が流れる…などといったブラックユーモアっぷりでした。
ネット「全方位にケンカを売ってる」
いつも以上の『ぶっ飛びっぷり』に、視聴者たちは戦慄!ネット上でも盛り上がり、Twitterのトレンドワードに上がりました。
視聴者からは「まさかここまでやるとは」といった声が上がっています。
・辛らつだが正論だ。
・この番組は本当に攻めてるな。
・ちょいちょい悪口が挟まってるぞ!
テレビ東京ビジネスオンデマンドでは、今回の放送を『見逃し配信』しています。
ここで紹介していない『悪魔の辞典』の項目もあるので、興味がある人はご覧になってください。
『池上彰の総選挙ライブ』-テレビ東京ビジネスオンデマンド
[文・構成/grape編集部]