郡山駅に置かれた黒板 駅員からの『メッセージ』に心が温まる
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- 出典
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2018年1月13日に行われた、大学入試センター試験。その前日に、あるTwitterユーザーが福島県にある郡山(こおりやま)駅で見かけた『黒板』が注目されています。
黒板に書かれていたのは、郡山駅の職員が書いた、受験生への応援メッセージ。
数年前には、自身も受験生だったという職員が心を込めて書いた、渾身のエールをご覧ください。
受験生のみなさまへ
いつもJR郡山駅をご利用いただきありがとうございます。
いよいよセンター試験ですね。私も数年前に緊張しながらセンター試験に臨んだことを覚えています。
みなさんと同じように朝から晩まで問題集と向き合い、友達と励まし合いながら当日を迎えました。
きっとみなさんには夢があると思います。目指す職業がある、学びたい専攻がある、一人暮らしをしてみたい、東京に出たい…何でも良いと思います。 思い描くキラキラした夢をぜひ自分のものにしてください。
私自身、受験生の頃に持っていた夢は叶えられませんでした。
しかし、大学に進学して、新しいことを学び、見て、沢山吸収できたのは自分の財産になっています。
そして、今こうしてJR東日本の社員として働いていることを誇りに思っています。
みなさんの可能性は無限大です!! 支えてくれた家族、友人、先生、最後は自分を信じて力を発揮してきて下さい。みなさんに少しでも力を分けることができたら幸いです。
郡山駅社員一同応援しています。
平成30年1月郡山駅社員一同
自分の体験を元に書かれた、美しくも力強いメッセージに「これを見て、元気が出た」「感動します」「これは受験生の力になるはず」とコメントが寄せられています。
受験は自分との戦いで、周りの人間は応援することしかできません。それでも、こういったメッセージが受験生の励みとなり、存分に力を発揮してくれることを願わずにはいられませんね。
[文・構成/grape編集部]