遠野なぎこ、新幹線事件の父親コメントに怒り 「人として違うんじゃないかな」
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- 出典
- バラいろダンディ
2018年6月9日、神奈川県内を走行中だった東海道新幹線車内で、刃物を持った男性が乗客3人を殺傷した事件が発生。
容疑者の男性は事件当時、果物ナイフとなたを所持しており、「いずれ事件を起こすつもりでいた」「むしゃくしゃしていた、誰でもよかった」と供述しています。
※写真はイメージ
容疑者の父親は報道陣に対し、「彼がどう行動を起こせるのか、見守っていきたい」とコメント。また、母親は「事件は予想もできず、自殺することはあってもまさか他殺するなんて思いも及びませんでした」とコメントを発表しました。
容疑者が5歳のころ、児童保育所に発達障害の疑いがあると指摘されるも、両親の育児放棄によって病院に行かせてもらえなかったといいます。
やがて容疑者は不登校になり、14歳になると自立支援施設に入所。家庭環境の問題で成人後は祖母に引き取られ、何度も家出を繰り返していました。
両親のコメントに対し、ネット上では「他人ごとのようだ」「両親の育児放棄がよく分かる」といった声が多数上がっています。
遠野なぎこ、容疑者の父親を非難
同月11日に放送された情報番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX系)に、ゲストとして女優の遠野なぎこさんが出演。
今回の痛ましい事件について、抑えきれない憤りを爆発させました。
父親の『他人ごとなコメント』に激しい怒りを感じたという、遠野さん。
また、容疑者が未成年のころに発達障害の疑いを指摘されていたにもかかわらず、育児放棄をしていたことを非難しました。
そして、事件の今後についてこのように述べました。
また、先ほどの発言について「発達障害すべての人が、そうではない」と付け足しました。
遠野さんのコメントに対し、ネット上ではいろいろな意見が上がっています。
・そりゃ5歳のころに離れたら他人同然かもしれないけど、今回のは無責任すぎますよね。
・でも、容疑者は成人しているし、そこまで親が責任取るのもな…。
・自分も、父親の淡々としたコメントを見ていて違和感を覚えました。あまりにも他人ごとすぎて。
・息子を放置した結果、ひさんな事件が起きたのだから、親が悪くないとはいえないと思う。
確かに容疑者の年齢を考えると、事件に関して親に責任を問うべきではないかもしれません。
しかし容疑者が育った境遇を考えると、親の育てかたにまったく原因がないとはいい切れないのも事実です。
『保護者』『親』とは一体何なのか、子どものためにどうあるべきか、いま一度考えさせられます。
[文・構成/grape編集部]