小林麻央さん一周忌に、海老蔵が妻を偲ぶ投稿　「必ずよくなると信じ切っていました」

２０１７年６月に３４歳でこの世を旅立った、フリーアナウンサーの小林麻央さん。

進行性の乳がんを患い、２年８か月もの間、闘病生活を送っていた麻央さんは、闘病中ブログを更新し続けていました。

ブログには日常の出来事だけではなく、闘病に対する前向きな気持ちや、愛する家族への想いがつづられていました。

麻央さんの死後、夫の市川海老蔵さんは不眠症や不安症に襲われていたといいます。

しかし、まだ幼い長女の麗禾（れいか）ちゃん、長男の勸玄（かんげん）くんのために、自身のブログで「パパママやります」と決意を表明。

海老蔵さんのブログには、愛する家族と共に強く生きている姿が日々投稿されています。

小林麻央さんの一周忌に、市川海老蔵が妻を偲ぶ

麻央さんが旅立ってからちょうど１年経った２０１８年６月２２日、海老蔵さんがブログを更新しました。

今日は何もせず、麻央さんのことを想って過ごすことにしたという海老蔵さん。

愛する子どもたちを『麻央の残してくれた愛』と称し、いつも以上にしっかりと見つめることにしたそうです。

海老蔵さんは麻央さんが生前に投稿したブログを振り返りつつ、自身が感じたことをつづっています。

『お昼』

２０１７年４月１７日、麻央さんのブログには昼食の写真を投稿されていました。

もずくや切り干し大根、小松菜と油揚げの炒め、野菜スープといった、野菜たっぷりのメニューです。

麻央さんの記事を振り返った、海老蔵さんの投稿

『試行錯誤』

２０１７年４月９日、雨の日は起きるのにひと苦労するという麻央さん。

連日の息切れや体調不良に、試行錯誤をしながら乗り切る姿がつづられています。

そして、苦しい時は自分の胸腺に手を当て、「大丈夫」と思っていたといいます。

麻央さんの記事を振り返った、海老蔵さんの投稿

『家族』

２０１７年４月１０日、麻央さんは珍しくセンチメンタルな気持ちになり、母親に甘えたといいます。

海老蔵さんも「仕事で忙しいから…」と遠慮しつつ、ひと時夫婦の穏やかな時間を楽しんだそうです。

投稿の最後に、「家族の温もりに感謝がとまりません」とつづりました。

麻央さんの記事を振り返った、海老蔵さんの投稿

『浪漫飛行』

２０１７年４月１３日、「なぜ自分は順調に治る道ではなかったのだろう」と思うこともあったと打ち明けた麻央さん。

しかし、次第に「こうなる必要があった」と受け入れることで、心が穏やかになったといいます。

麻央さんは、つらくて寝ている時を『浪漫飛行』と称しました。

麻央さんの記事を振り返った、海老蔵さんの投稿

麻央さんのブログは、生前のいろいろな想いがつづられています。その日の麻央さんが感じた、ありのままの気持ちが残っているのです。

こうして目を通すことで、海老蔵さんは麻央さんに再び会えたかのような気持ちになれたのではないでしょうか。

きっと、『パパママ』として頑張っている海老蔵さんや、愛する我が子たちの姿を、麻央さんは空の上から笑顔で見守ってくれていることでしょう。

---

[文・構成／grape編集部]