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マツコ「よっぽど迷惑かけてる」 電車内での化粧よりもイヤなのは?

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

たびたび論争が巻き起こる『電車内での化粧』について。

「化粧品の香りが苦手」「見苦しい」といった声が、電車内での化粧に否定的な人からよく聞かれる意見。しかし、そうした声に対して、タレントのマツコ・デラックスさんが反論しています。

何目線なの?

2018年7月23日放送のバラエティ番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演したマツコさんは、『電車内で化粧する人の本音と現状』についてトークを展開。

マナーという『人に迷惑をかけないようにするために守るべきこと』という視点から、自身の考えを語りました。

「自分のヒザの上だけ使って、誰にも迷惑かけることなく(化粧を)やっているわけじゃない。それだったら、(日本酒が入った)ワンカップで酒盛りしてるジジィ連中とか、ミカンをみんなでギャーギャーいいながら食ってるババァとかのほうが、よっぽど人に迷惑をかけてると思うのよ」

5時に夢中! ーより引用

電車内での飲食や大きな声での会話も、マナー違反といわれます。しかし、この2つよりも、電車内での化粧を非難する声が大きいのも事実です。

さらに、マツコさんは続けます。

「それ(飲食や大声で会話)はオッケーで、化粧している人だけダメってなってくると、それはもう…」

「だったらスマホも禁止。新聞読むのも禁止。みんなおとなしく、電車に乗る時は誰にも迷惑かけないように、直立不動。座っている人は、ヒザから手を動かさないっていうルールを決めるなら平等よ?」

5時に夢中! ーより引用

マツコさんがここまでいうのには理由があり、化粧をしている女性に対してのみ『男性の変な目線』を感じるからだといいます。

この日の放送回の出演者である若林史江さんも、電車内での女性の化粧がバッシングされる背景をこのように分析。

「そう、男目線なの。この感覚。『女の人の化粧を見たくない』って、『きれいな完成状態を見たい』っていってるわけですよね。で、『女性はそうあるべきだ』っていってるのと変わらないので。それに関しては、本当に違和感を覚えます」

5時に夢中! ーより引用

決して、マツコさんは電車内での化粧をよしとしているわけではありません。「化粧品の香りが苦手」や「粉が飛ぶ」といったことを迷惑だと感じる人もいるでしょう。

ただ、ほかのマナー違反よりも、なぜ化粧のほうがバッシングされるのかを疑問視しているのです。

放送終了後、視聴者からは電車内での化粧について「はしたない」「品がない」といった意見が寄せられていたものの、それ以上に2人の意見に同調する声が目立ちました。

・どっちもどっちだよね。酒盛りも化粧も迷惑。

・正直、化粧を直すくらいはいいと思う。

・電車内での化粧はみっともないけど、迷惑はかけてないよね。

賛否両論寄せられている、電車内での化粧について。単純にマナー違反かを問うだけであれば、ここまで反響は呼ばないことでしょう。

その根本にある「女性は化粧をすべき」という考えに対しては、今後、さらに議論が繰り広げられていきそうな予感がします。


[文・構成/grape編集部]

出典
5時に夢中!

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