さすがです! 寄付金を呼びかける金足農の野球部OBに、高須院長が男気対応
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2018年8月21日に行われた、全国高校野球選手権大会の決勝戦。秋田県代表・秋田県立金足農業高等学校(以下、金足農業)は惜しくも北大阪代表の大阪桐蔭高等学校に敗れるも、秋田県勢として103年ぶりの決勝進出を決め、準優勝となりました。
レギュラー全員が地元秋田県の選手で構成された公立高校でありながら、全国の強豪校を次々と撃破していく姿は多くの高校野球ファンに感動を与えました。
その快進撃の裏で、金足農業は公立校ならではの苦しい台所事情に直面していました。
選手や応援団の宿泊費用が不足!OB会が追加支援をお願いする案内を掲示
甲子園で活躍する選手たちの一方で、地元からは悲鳴が聞こえてきていました。
仮に1回戦で敗退しても、選手や応援団の宿泊費用など、甲子園出場には数千万円単位の費用がかかるといわれています。公立校である金足農業にとってはその費用を捻出するのも大変なこと。
金足農業は11年前にも夏の甲子園に出場していますが、その費用の大半を寄付金でまかなうのが通例となっていました。
今回も同校のOB会の呼びかけにより、五千万円ほどの賛助金が集まっていたそうです。
しかし、南神奈川代表の横浜高校を3回戦で撃破し、ベスト8入りを決めた8月17日、金足農業OB会のWebページ上にはこのような案内が掲示されました。
賛助金は1口二千円から。Webページ上には賛助金の振込先も明記されていて、現在も寄付を受け付けています(2018年8月23日時点)。
そんな状況を知り、アクションを見せたのが高須クリニックの高須克弥院長でした。
高須院長「万が一集まらなかったら…」男気あふれる対応にしびれる!
8月20日にTwitterで「金足農の宿泊費用OB会が募ってるってさ、高須院長いまでしょ」と、金足農業が直面する問題をフォロワーからのメッセージで知らされた高須院長は、このように返答しています。
自身を最終兵器と自称する高須院長。なんと寄付金が万が一集まらなかった場合は、全額負担することを宣言しました。
高須院長は、大阪北部地震の発生を受け、7月に発売された自身の著書『大炎上』の印税を全額大阪府に寄付。
2016年にはリオデジャネイロ五輪で資金難に陥っていたサッカーナイジェリア代表に約四千万円を寄付するなど、積極に慈善活動を行っています。
高須院長、さすが!秋田県民から感謝の声が殺到
・最終兵器高須院長、半端ないですね。
・大丈夫だと思いますが、ダメな時はぜひお力を…。
・お金持ちはたくさんいるけど、高須院長みたいに誰かのためにお金を使えるのは素敵。
・秋田県民よりお心遣いありがとうございます。金足農業を応援してくれる気持ちが嬉しいです。
・あくまで最終兵器。金足農業高校のOBの方々をちゃんと立てて、自分が前に出ないところがいい。
今回の金足農業の快進撃には多くの人が心を動かされ、全国各地から寄付が集まっているようです。
寄付金がどれだけ集まったのかは近日中に判明するとのこと。高須院長の粋な気遣いが、秋田県民にとって心強い存在になっていることは間違いないでしょう。
[文・構成/grape編集部]