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「やだ、泣いてしまう…」 甲子園決勝戦後、仙台三越に現れた『メッセージ』とは…?

By - 斎藤ゆかこ  公開:  更新:

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2023年8月23日、高校球児たちが熱い戦いを繰り広げた、第105回全国高校野球選手権大会(以下、甲子園)が幕を閉じました。

球場はもちろん、各校の地元でも、選手たちにエールを送る人々で盛り上がりを見せていたことでしょう。

決勝戦で惜しくも敗れ、準優勝となった宮城県代表の仙台育英学園高等学校(以下、仙台育英)の地元でも、多くの人が選手にエールを送っていた模様。

同県仙台市の百貨店『仙台三越』では、ユニークな案内や、入口前の『ライオン像』が野球帽を被った様子などが話題になっていました。

『仙台三越』からの温かいメッセージに胸が熱くなる

決勝戦終了後、まさかる(@MSKR_DTV)さんが『ライオン像』を訪れると、こんなメッセージを見つけたそうです。

「勝ちたかった。日本一になりたかった。『人生は敗者復活戦』 胸を張って帰ってきてください」

「また東北の新しい歴史をつくったみなさんへ。なんて素敵な、あつい熱い夏をありがとう」

そこには、感動をくれた選手たちへの感謝のメッセージが…!

大会期間中、「さあ、二度目の初優勝だ!」「街を上げて全力で応援します!」など、力強いメッセージで選手たちを応援していた『ライオン像』。

仙台育英の須江航監督が、試合後のインタビューで話した「人生は敗者復活戦」という言葉を交えつつ、熱戦を終えた選手たちへ「ありがとう」と伝えています。

『仙台三越』の広報担当に話を聞いてみた

SNSで話題になっている『ライオン像』のメッセージについて、『仙台三越』に実際にお話をうかがいました。

――応援メッセージを出すことになった経緯は?

須江監督の「パワーを送ってほしい」という言葉を受けて、何かお役に立てることはないかと考え、地域の方と一緒に街を盛り上げるためにこのような取り組みを行いました。

――毎回心を打たれる、『ライオン像』のメッセージについて。

メッセージは基本的に、須江監督の試合後のインタビューでの言葉を引用して、試合当日に作成しました。 監督の言葉には、毎回感銘を受けていましたね。

――周囲からの反響は?

SNSでさまざまな反響がありました。「自分の気持ちを代弁してくれた」「百貨店のお堅いイメージがあったが、身近に感じるようになった」など、ありがたいお言葉をいただいています。

――活躍した仙台育英の選手たちへメッセージを!

『準優勝』という結果は目標ではなかったかもしれないけれど、大きなプレッシャーの中、笑顔を忘れず戦い抜いたみなさんに勇気をもらい、素敵な夏になりました。また来年も楽しみにしています!

『仙台三越』のこのような取り組みには、「毎年、三越さんの『育英愛』を感じます」「粋な計らい、ありがとうございました」「また来年もお願いします!」といった声が寄せられています。

地域に寄り添い、街を盛り上げた『仙台三越』の温かい想いに、心を揺さぶられますね。


[文・構成/grape編集部]

出典
@MSKR_DTV@mitsukoshi_sd

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