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新入社員に「イヤな絡み方」をする先輩たち 注意した男性に、『最低なひと言』

By - grape編集部  公開:  更新:

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新入社員が入社したら、社員の多くは興味を持つもの。「一緒に仕事をやっていけるだろうか」と思いながら、コミュニケーションを取って仲よくなろうとすることでしょう。

しかし、人によってはプライベートなことまで聞いて、相手を困らせてしまうことも。

日常の中に潜む男尊女卑の問題をTwitterに投稿しているマルクス(@b_ksou)さんは、会社で起こったある出来事を漫画に描きました。

マルクスさんの会社にも、女性の新入社員が入社。すると彼女が出勤してきた日に、先輩たちが失礼な発言をしてしまうのです。

「何様」な先輩たち

容姿を評価することは、例え「可愛い」とほめているつもりでも仕事をするために入社した新入社員に対して失礼なこと。人によっては不快に感じることでしょう。

また、恋人がいるかどうかを尋ねることも男女を問わずセクハラに当たります。

先輩たちが新入社員に話しかけていた内容は、問題があるものばかり。目に余るものだったため、マルクスさんは先輩たちを注意したのです。

しかし、自分たちの会話の問題点に気付かない先輩たちは、見当違いな返答をしました。自分の判断1つで新入社員の交際を左右できるかのように「じゃあやるよ」といったのです。

これは、「女性に意志はないもの」と見なしていなければ出てこない、差別的な発言です。

漫画を読んだ人たちは、先輩たちの無自覚な差別発言に怒りを覚えました。

【ネットの反応】

・本当、何様なんだろうね。

・その新入社員を「あげるよ」なんて、なぜ上から目線で人にいえるんだ?

・先輩は、きっと精神年齢が小学生の時から変わっていないのだろう。

・こういう場面はよくある。私も注意するが、相手から「ババアの嫉妬」といわれる。

・女性を物扱いするなんて…男性の目から見ても憤りを感じる。

一方で、「新入社員をあげるという意味ではなく、交際を申し込むチャンスをあげるという意味だったのでは?」とコメントした人もいました。

しかし、そうだとしても「なぜ自分にそんな許可をする権限があると思っているのか」という疑問は消えません。

マルクスさんが痛感したように、女性差別に違和感がない人たちに、理解を求めることは困難です。

ですが、このような発言をする人たちの意識が変えていくことが、よりよい社会にするために大切なのでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@b_ksou

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