岡村隆史、少年野球チーム監督の平手打ち動画に素朴な疑問
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大阪府の少年野球チームで監督を務める50代の男性が小学生球児の頬を平手打ち。この動画がワイドショーなどで取り上げられ、話題になりました。
2018年9月22日に放送されたラジオ番組『岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に出演したナインティナインの岡村隆史さんが、この話題について触れています。
岡村さんは動画を見て、素朴な疑問を感じたようです。
岡村隆史「その時にいう人いてないのかな」周りの大人たちの言動を疑問視
プロ・アマ問わずスポーツ界のパワハラ問題が次々と明らかになっている昨今。
今回の平手打ち動画は2017年7月に撮影されたものですが、2018年8月にネット上に投稿されると、波紋を呼びました。
動画は瞬く間に拡散され、監督を務める男性がその事実関係を認めたため、府軟式野球連盟は9月6日付で男性に無期限活動停止処分を下しています。
岡村さんはこの動画を見て、このようにコメントを出しています。
動画を撮っているだけでなく、「誰か注意できる大人は周りにいなかったのか」という疑問を感じたようです。
実際、監督の選手への暴力は今回に限ったものではなかったようです。監督の暴力を認識しているという大人も多かったはず。
動画が拡散された影響で騒動が落ち着くのではなく、「誰かが注意してあげることで解決できた問題だったのではないか」というのが岡村さんの意見です。
岡村隆史の持論に賛否両論
・私も岡村さんと同意見です。
・岡村さんがいってることは正しいけど、実際は難しい問題なんだろう。
・監督も実績のある有名人ってことだし、注意するのもなかなか勇気がいるはず。
・あまり出しゃばりすぎてもレギュラーを外されることもあるだろうし、ほかの保護者の協力もなしに1人で戦うのはできないだろうな。
・注意できる人が注意すればいい。それができないのなら今回のように動画を投稿するのも仕方ないと思う。
今回処分を受けた男性が率いる野球チームは、全国大会で優勝を複数回している関西地区の強豪。プロ野球選手も数名輩出しているのだそうです。
また、チームが全国制覇を達成したのも、処分を受けた男性が監督になってからとのこと。
そのため、選手の保護者の中には結果がすべてで、指導法は監督に任せているという保護者もいるでしょう。
そこで監督に注意をしても保護者の中での自分の立場や、子どもの立場が悪くなってしまう危険性も。抗議したくてもできない親が多いことは明らかです。
しかし、実際に野球連盟がこのような厳しい処分を下したということを考えれば、やはり暴力は許されるものではありません。
しかも、今回の処分を受けた男性は約9か月の間に、11人の子どもに体罰をしていたことが明らかになっています。
もし、大人たちが監督に注意ができたのなら、体罰を受ける子どもたちを最小限にとどめることができたかもしれません。大人たちが勇気を出して、子どもたちを守ってあげてほしいですね。
[文・構成/grape編集部]