舌の半分を切除、太ももの筋肉を移植… 堀ちえみが闘病を決意した『ひと言』 By - grape編集部 公開:2019-02-24 更新:2019-02-24 がん堀ちえみ Share Post LINE はてな コメント 2019年2月19日、自身のブログで口腔がんのステージ4であることを告白した、タレントの堀ちえみさん。 同年2月16日に収録をし、22日に放送されたバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で闘病への強い思いを語りました。 堀ちえみ「生きなければ!」 堀さんは2016年にリウマチなど複数の病気を患っており、薬を飲みながらの治療を受けていました。 がんが発覚した時は、最初は闘病などせずに「痛みを取る緩和ケアだけで幕を閉じよう」と考えていたのだそうです。 しかし、自宅にいる18歳の息子と16歳の娘に病状を告白した時に、その思いは変わったといいます。 「お母さんね、がんだった」と堀さんが話を切り出すと、息子はこういいました。 大丈夫だよ、母さんまだ若いし。絶対に大丈夫だよ。 中居正広の金曜日のスマイルたちへ ーより引用 通常、がんは若い時ほど進行が早くなるもの。きっと息子はパニック状態になっていたのでしょうが、必死に堀さんを励ます言葉をかけ続けてくれたのでした。 そして、娘は堀さんが思いもしなかったひと言を放ったといいます。 かわいそうだよ、せっかく何度も病気を治してきたのに。 今度はがんなんて、お母さんがかわいそうすぎる。 中居正広の金曜日のスマイルたちへ ーより引用 リウマチなどさまざまな病気と闘ってきた母親が、今度はがんになったことを「かわいそうだ」という娘。 その言葉に堀さんの心は強く揺さぶられ、闘病への決意が沸き上がったのでした。 すごい泣かれまして、その時に初めて、子どもの前で私は泣きませんでしたけど、その時に初めて「生きなければ」って、そう思いました。 子どもたちに「かわいそうだ」と思われたまま、自分の人生を閉じる訳にはいかない。 中居正広の金曜日のスマイルたちへ ーより引用 また、手術内容についてMCの中居正広さんから質問があると、堀さんは次のように語りました。 舌の半分以上を切って、リンパも首から切って、転移しているところを取り除いて、舌のほうは形成外科の先生との連携で。 太ももが一番、舌の筋肉と近い。で、太ももから肉を取って移植して、舌を作ってリハビリをしてしゃべれるようになるかどうか。 中居正広の金曜日のスマイルたちへ ーより引用 取り除いた舌の代わりに、太ももの筋肉を移植する大きな手術。その後、リハビリを受けてもしゃべれるようになるかは分からないといいます。 それでも堀さんは、家族のためにも手術を受ける決心を決めたのだそうです。 そこも踏まえて手術を受けて、家族のために子どものために。しゃべれなくなっても、味が分からなくなったとしても、歌えなくなったとしても。 中居正広の金曜日のスマイルたちへ ーより引用 家族の支えがあったからこそ、つらい手術やリハビリにも挑もうと考えた堀さん。 22日には、手術が無事に終わったことを、家族が堀さんのブログで報告していました。 本日22時に、 耳鼻咽喉科・口腔外科・形成外科による、 舌癌の手術が無事に終わりました事を、 ご報告致します。 先ず頸部リンパ節を取る手術を行い、 次に舌の6割を切除する手術を行いました。 そして最後に太腿の組織を取り、 舌の再建手術です。 11時間にわたる大手術でした。 手術後はICUに入り、 今はゆっくり休んでいます。 ICUでは来週月曜日まで集中治療を、 行うそうです。 堀ちえみオフィシャルブログ ーより引用 堀さんのブログには、多くの声援の声が寄せられていました。 ・子どものために術後も頑張ってください! ・長時間の手術お疲れさまでした。これからも負けないでください。 ・戻ってくることを信じて待っています。 ・術後のつらさは想像を絶するものだと思います。少しでも痛みが和らぐことを祈るばかりです。 家族のためにつらい手術を選んだ堀さん。その力強い意志は、多くのがん患者の希望となったことでしょう。 これから先、リハビリなどつらいことも数多くあるでしょうが、元気な姿を見られることを多くの人が願っています。 [文・構成/grape編集部] 出典 中居正広の金曜日のスマイルたちへ/堀ちえみオフィシャルブログ Share Post LINE はてな コメント
2019年2月19日、自身のブログで口腔がんのステージ4であることを告白した、タレントの堀ちえみさん。
同年2月16日に収録をし、22日に放送されたバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で闘病への強い思いを語りました。
堀ちえみ「生きなければ!」
堀さんは2016年にリウマチなど複数の病気を患っており、薬を飲みながらの治療を受けていました。
がんが発覚した時は、最初は闘病などせずに「痛みを取る緩和ケアだけで幕を閉じよう」と考えていたのだそうです。
しかし、自宅にいる18歳の息子と16歳の娘に病状を告白した時に、その思いは変わったといいます。
「お母さんね、がんだった」と堀さんが話を切り出すと、息子はこういいました。
通常、がんは若い時ほど進行が早くなるもの。きっと息子はパニック状態になっていたのでしょうが、必死に堀さんを励ます言葉をかけ続けてくれたのでした。
そして、娘は堀さんが思いもしなかったひと言を放ったといいます。
リウマチなどさまざまな病気と闘ってきた母親が、今度はがんになったことを「かわいそうだ」という娘。
その言葉に堀さんの心は強く揺さぶられ、闘病への決意が沸き上がったのでした。
また、手術内容についてMCの中居正広さんから質問があると、堀さんは次のように語りました。
取り除いた舌の代わりに、太ももの筋肉を移植する大きな手術。その後、リハビリを受けてもしゃべれるようになるかは分からないといいます。
それでも堀さんは、家族のためにも手術を受ける決心を決めたのだそうです。
家族の支えがあったからこそ、つらい手術やリハビリにも挑もうと考えた堀さん。
22日には、手術が無事に終わったことを、家族が堀さんのブログで報告していました。
堀さんのブログには、多くの声援の声が寄せられていました。
・子どものために術後も頑張ってください!
・長時間の手術お疲れさまでした。これからも負けないでください。
・戻ってくることを信じて待っています。
・術後のつらさは想像を絶するものだと思います。少しでも痛みが和らぐことを祈るばかりです。
家族のためにつらい手術を選んだ堀さん。その力強い意志は、多くのがん患者の希望となったことでしょう。
これから先、リハビリなどつらいことも数多くあるでしょうが、元気な姿を見られることを多くの人が願っています。
[文・構成/grape編集部]