竹原慎二「歳をとるのが、こんなにも嬉しい」ステージ4のがんを克服して知ったこと By - grape編集部 公開:2016-09-07 更新:2016-09-07 がん Share Post LINE はてな コメント 元プロボクサーであり、現在はタレントとして活動している竹原慎二さん。 1995年、当時の世界ミドル級王者ホルヘ・カストロ選手に挑み、日本人初のミドル級王者の座を掴みました。 引退後は芸能界でタレント活動を開始した竹原さんですが、2014年に膀胱がんと判明…。 更なる検査の結果、リンパ節へもがんが転移しており、『末期がん』と言われるステージ4の診断を受けてしまいます。 ステージ4のがんを克服した竹原さん、自身の想いを綴る 「5年後の生存率は40%以下」…そう告げられても、竹原さんは愛する妻や娘のために諦めませんでした。抗がん剤治療や膀胱の摘出手術を行い、闘病生活を開始します。 自分の癌がわかってから、しばらくは今まで自分の何がいけなかったんだろう、ってことばかり考えた。 もっとまともな医者に早く出会い、早期発見出来ていたら。 自分でも、もっとよく調べるべきだった。 早く見切りをつけて、別の病院にいっておけばよかった。 自分の身体を大事にすればよかった。 癌になって気付いた事|竹原慎二 オフィシャルブログ ーより引用 竹原さんは当時のことを振り返り、『癌になって気付いた事』という記事で思いを綴りました。 そして、約2年間の治療の結果、竹原さんはがんを克服!膀胱がんの寛解まではあと3年ありますが、検査の結果は『異状なし』とのことです。 闘病生活を乗り越え、迎えた43歳の誕生日 現在は、ジム運営やタレント活動を再開している竹原さん。年に2回の検査を受けながら、仕事や趣味、そして家族との時間を大切にしています。 そんな竹原さんは2016年9月6日、昨年の誕生日を振り返り、自身のブログに投稿しました。そこに綴られていたのは、闘病生活に知った『生きることの嬉しさ』でした。 43歳になった。 一度死を覚悟すると、今までとは誕生日がまるで違って感じた。 一つ歳をとることが、こんなに嬉しいなんて。特にこの年はそう感じた。 仲間|竹原慎二 オフィシャルブログ ーより引用 若い頃は俺が俺がだったが、人は一人では生きられない。 たくさんの人に支えられて今の自分があるんだと、あらためて 気付かされた。 これからは、今の気持ちを絶対忘れないようにしなくては。僕は僕なりに頑張っていきたい。 皆んなにも恩返しもしていきたい。そう心に誓った。 仲間|竹原慎二 オフィシャルブログ ーより引用 歳をとることの嬉しさ、支えてくれた周囲の人への感謝、身体の大切さ、これからの自身の生き方…。病気と向き合うことによって、多くのことを知ったと言います。 『生きていることのありがたみ』というものは、確かに、普通に生きていたらなかなか気づけないことかもしれません。竹原さんの綴った文章を読んで、そう感じます。 竹原さんはブログで、現在乳がんで闘病中の小林麻央さんに、「頑張れ!負けるな、祈ってるよ」とエールを送りました。同じ苦しみを味わったからこそ、小林さんも「きっと、乗り越えることができる」と思ったのでしょう。 出典 竹原慎二 オフィシャルブログ Share Post LINE はてな コメント
元プロボクサーであり、現在はタレントとして活動している竹原慎二さん。
1995年、当時の世界ミドル級王者ホルヘ・カストロ選手に挑み、日本人初のミドル級王者の座を掴みました。
引退後は芸能界でタレント活動を開始した竹原さんですが、2014年に膀胱がんと判明…。
更なる検査の結果、リンパ節へもがんが転移しており、『末期がん』と言われるステージ4の診断を受けてしまいます。
ステージ4のがんを克服した竹原さん、自身の想いを綴る
「5年後の生存率は40%以下」…そう告げられても、竹原さんは愛する妻や娘のために諦めませんでした。抗がん剤治療や膀胱の摘出手術を行い、闘病生活を開始します。
竹原さんは当時のことを振り返り、『癌になって気付いた事』という記事で思いを綴りました。
そして、約2年間の治療の結果、竹原さんはがんを克服!膀胱がんの寛解まではあと3年ありますが、検査の結果は『異状なし』とのことです。
闘病生活を乗り越え、迎えた43歳の誕生日
現在は、ジム運営やタレント活動を再開している竹原さん。年に2回の検査を受けながら、仕事や趣味、そして家族との時間を大切にしています。
そんな竹原さんは2016年9月6日、昨年の誕生日を振り返り、自身のブログに投稿しました。そこに綴られていたのは、闘病生活に知った『生きることの嬉しさ』でした。
歳をとることの嬉しさ、支えてくれた周囲の人への感謝、身体の大切さ、これからの自身の生き方…。病気と向き合うことによって、多くのことを知ったと言います。
『生きていることのありがたみ』というものは、確かに、普通に生きていたらなかなか気づけないことかもしれません。竹原さんの綴った文章を読んで、そう感じます。
竹原さんはブログで、現在乳がんで闘病中の小林麻央さんに、「頑張れ!負けるな、祈ってるよ」とエールを送りました。同じ苦しみを味わったからこそ、小林さんも「きっと、乗り越えることができる」と思ったのでしょう。