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「がん治療で断食しないんですか?」民間療法を提案された高須院長、見事な切り返し!

By - grape編集部  公開:  更新:

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2018年9月、膀胱がん、尿管がん、腎臓がんの3つを患っていることを明かした『高須クリニック』の高須克弥院長。

抗がん剤治療を行っているにもかかわらず、「不安はまったくない」「科学の最先端を自分で実験できるからラッキー」といった前向きな発言が話題になりました。

がんを公表して以来、高須院長はTwitterで多くの人とがんについてのやりとりをしています。

「断食はしないんですか?」という自然療法に、高須院長は…

高須院長ほどの人が人体の免疫の強さや、抗がん剤が猛毒であることを知らないはずがないと思うのですが、なぜ断食などの治療をしないのでしょうか。

私は、がんになっても絶対に抗がん剤は使いません。

高須院長にそうメッセージを送ったのは、ある女性Twitterユーザー。

投稿によると、女性は高須院長の身を案じてこのメッセージを送った模様。また、自然治療について書かれた本を読んで、断食治療を知ったようです。

また、女性は紀元前の医師・ヒポクラテスの格言として「月に一度断食をすれば病気にならない」「自然から遠ざかると人間は病気になる」「病気は食事療法と運動で治療できる」「病人に食事を与えると、病気を養うことになる」といった言葉を送りました。

もちろん、高須院長に自然治療を強要しているわけでなく、あくまでもアドバイスの1つとしてこのメッセージを送ったのでしょう。

『自然療法』のアドバイスに、高須院長は…

その後、女性からのメッセージを受けた高須院長は自分の考えをつづり、返信しました。

断食なんかしたら癌患者は死にます。癌は消耗戦です。栄養の予備力があるから戦えるのです。

長期戦を戦える癌患者は例外なく断食していません。毒を薬として使うのが医学です。

毒にも薬にもならないものはおまじないです。

@katsuyatakasu ーより引用

医学を長い年月学び、向き合ってきた1人の医師として、自然療法はうのみにできないと考えているのでしょう。

断食療法に対してハッキリと「断食をしたら患者は死にます」といい切り、抗がん剤については「毒を薬として使うのが医学」と持論を展開しました。

古くから「薬もすぎれば毒となる」「毒薬変じて薬となる」といった言葉があるように、薬は使いかたによって良薬にも、毒薬にもなります。

ですが、世界中の医師たちが長年研究した結果、効果があると判断された医療法が数多く存在していることは明白です。

高須院長の投稿に対し、いろいろな意見が寄せられました。

・抗がん剤に限らず、薬は毒。だから、用法と用量を守らないといけないんですよね。

・食べることができないと、病気に打ち勝つこともできませんもんね。

・どんな治療法でも、自分が納得した治療が一番かと。

・「毒にも薬にもならないのは、おまじない」…すごい格言ですね。

ちなみにその後、高須院長の返信を受けた女性は「あれが高須院長の本心なのか疑問」とつづっています。

がんの治療について「科学の最先端を自分の身体で実験できるからラッキー」「新しい治療を実験するのは楽しい」といった発言をした高須院長にとって、科学で研究された医療法こそが『自分の信じる治療法』なのでしょう。

どんな治療法を信じるかは個人の自由ですが、自分の身体や命を守るため、何が正しいのかしっかりと考えていきたいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@katsuyatakasu

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