レディー・ガガの衣装に変化が? 『肉ドレス』から9年後…
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- 出典
- @ladygaga
2008年に彗星のごとく現れ、圧倒的なソングライティング能力と個性的なビジュアルで、世界中に強烈なインパクトを与えた、レディー・ガガ。
たとえレディー・ガガの音楽に詳しくなくても、奇抜な衣装に身を包んだ彼女の姿を、TVや雑誌で見かけたことがある人は多いはずです。
たとえば、2010年に世界中の度肝を抜いた『肉ドレス』と呼ばれる、生の牛肉で作られたドレス。
レディー・ガガの名前が世間に広まり始めたころは、楽曲以上に彼女の独創的なファッションのほうが話題を呼んでいたものです。
ヘアスタイルや衣装をはじめ、セレブが真似をしたレディー・ガガのファッションを振り返ります。
レディー・ガガ デザイナーの中でお気に入りは?
ハイブランドのデザイナーから無名のデザイナーまで、気に入った1着であればどんな衣装も着こなすレディー・ガガ。これまでのアイコニックな衣装を年ごとに見ていきます。
2008年
『ミヒャルスキー』のファッションショーを訪れた際のレディー・ガガ。イスラム女性の『ビジャブ』を彷彿とさせる真紅のアウターが印象的です。
2009年
当時、レディー・ガガの代名詞にもなった、自身の髪の毛で大きなリボンを作るヘアアレンジ。
この『リボンヘア』は瞬く間にセレブの間で流行し、世界中にファッションアイコンとしてのレディー・ガガを印象づけました。
ボリュームのある髪を、個性的な形に切りそろえた斬新なヘアスタイル。シンプルなドレスですが、ヘアスタイルのおかげで、個性的に見えます!
2010年
レディー・ガガが、初のグラミー賞受賞を果たした2010年。授賞式には惑星をイメージさせる独創的なドレスで登場し、ファッション誌の話題を独占しました。
同じく2010年のグラミー賞で衣装チェンジをしたレディー・ガガ。特徴的なヘッドアクセサリーに、彼女の一環したテーマ性を感じます。
2010年の『MTV ビデオ・ミュージック・アワード(以下、MTV VMAs)』に、レディー・ガガは『アレクサンダー・マックイーン(Alexander McQUEEN)』のドレスで登場。
なお、この後、有名な生肉ドレスに着替えて授賞式に参加したところ、動物愛護団体からバッシングを受けてしまいました。
2011年
2011年の『MTV VMAs』では、男装で登場。ハイブランド『ディオールオム(DIOR HOMME)』とファストファッションの『ユニクロ』を使用したコーディネートです。
2012年
自身のアルバム名がついた香水『Fame』のローンチパーティに出席したレディー・ガガ。ポリ塩化ビニール素材でできた、ユニークなドレスで登場し、集まった観衆を沸かせました。
2013年
レディー・ガガは、2013年にファッション雑誌『グラマー』主催の『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』を受賞。
高さ20cmはありそうなピンヒールは全面がパールでおおわれ、ゴージャスそのものです。
2014年
第86回アカデミー賞で、レディー・ガガは『ヴェルサーチ(Versace)』のオートクチュールライン『アトリエ・ヴェルサーチ(Atelier Versace)』のドレスを着て出席。
『ミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤー』でのレディー・ガガは、『アレクシ・マビーユ(Alexis Mabille)』の白いガウンを着用していました。
2015年
『ブランドン・マックスウェル(Brandon Maxwell)』のゴージャスなドレスを着て、2015年のグラミー賞授賞式に出席した、レディー・ガガ。
また、レディー・ガガがプレゼンターを務めた『第67回 エミー賞』でも、『ブランドン・マックスウェル(Brandon Maxwell)』のドレスを着用しています。
2016年
『第58回 グラミー賞』で、レディー・ガガはデヴィッド・ボウイの追悼ライブを披露。
生前のデヴィッド・ボウイを彷彿とさせるエキセントリックな衣装は『マーク ジェイコブス(Marc Jacobs)』のコートドレスです。
アメリカのロサンゼルスで行われた『アメリカン・ミュージック・アワード』に、エレガントな白のパンツスーツで登場したレディー・ガガ。
この年のベストドレッサー賞との呼び声も高かった同衣装は、『ブランドン・マックスウェル(Brandon Maxwell)』のものでした。
2017年
『第59回 グラミー賞』では、下乳丸見えの衣装で報道陣を圧倒したレディー・ガガ。メタリカと共にパフォーマンスを披露するなど、ロック路線を突き詰めた衣装のようです。
2018年
レディー・ガガが着用しているフワフワのピンクのドレスは『ヴァレンティノ(Valentino)』のもの。
彼女が初めて主演を務めた映画『アリー/スター誕生』のプレミアで、『第75回 ベネチア国際映画祭』に登場しました。
2018年は『アリー/スター誕生』の宣伝で大忙しだったレディー・ガガ。
『ジバンシイ(GIVENCHY)』のシルバードレスを身にまとったレディー・ガガは、「スター」と呼ぶにふさわしい輝きを放っていました。
2019年
『第76回 ゴールデングローブ賞』で、レディー・ガガは『ヴァレンティノ(Valentino)』のオートクチュールのドレスを着て出席。
『ナショナル・ボード・オブ・レビュー』に、ラルフ・ローレンのシックな黒のドレスを着て登場したレディー・ガガ。
『第91回 アカデミー賞』にレディー・ガガは『アレクサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)』のドレスをチョイス。
ちなみに、この時に身につけていたゴージャスなネックレスは、ティファニー(Tiffany & Co.)のもので、値段は33億円ともいわれています。
ファッションこそ奇抜なものの、実はとても常識人なレディー・ガガ。TPOを考慮しているのか、出席するパーティーやイベントによって、ファッションのテイストも変えています。
しかし、初期に比べると最近はエレガントなスタイルが多い印象。とはいえ、ドレスのディテールやメイク、アクセサリーにひとくせ持たせるあたりが、レディー・ガガらしいですね。
[文・構成/grape編集部]