イチロー選手、国民栄誉賞を3度目の辞退 返答に「カッコいい」「らしい判断!」
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夏の甲子園で初優勝した沖縄尚学 比嘉監督の言葉に「名将ですな」「一層有名になっていく」夏の『阪神甲子園球場』で行われた、『第107回全国高等学校野球選手権大会(通称:甲子園)』。2025年8月23日に行われた決勝戦では、沖縄県の沖縄尚学高等学校と東京都の日本大学第三高等学校が対戦しました。激闘の末に栄光を勝ち取ったのは、沖縄尚学。3対1で日大三高に勝利し、念願の初優勝を果たしました。

【2025甲子園決勝】 沖縄尚学が優勝! 夏制覇に「初優勝、おめでとう!」「感動をありがとう」107回目となる甲子園で、沖縄尚学が日大三との激闘を制し、優勝をつかみました。
- 出典
- 産経ニュース
2019年3月21日の試合後、現役引退を表明したマリナーズのイチロー選手。
日本の野球を盛り上げ、世界中で数々の功績を残したイチロー選手の引退に、多くの人から悲しむ声や惜しむ声が上がりました。
イチロー選手に対し、『平成を代表する1人』という印象を持っている人も多いことでしょう。
イチロー選手、国民栄誉賞を3度目の辞退
同年4月5日、イチロー選手への国民栄誉賞授与を見送ることを、菅官房長官が記者会見で明らかにしました。
産経ニュースによると、日米通算4367安打、10年連続200本安打などの功績から、イチロー選手の代理人を通じて国民栄誉賞を打診したところ「人生の幕を下ろした時にいただけるように励みます」と辞退の連絡があったのだとか。
イチロー選手は、2001年と2004年にも国民栄誉賞を打診されていましたが、どちらも辞退していました。
イチロー選手の辞退に対し、菅官房長官はこのようにコメントしています。
国民栄誉賞という、ごくわずかの国民しか選ばれない賞を辞退し、茶目っ気あふれる返答をしたイチロー選手。
ネット上では、多くの人から「イチローらしい!」「賞はなくとも、日本の誇りであることに変わりはない」「生きている限り辞退し続けそう!」といった声が上がっています。
野球への愛と信念を持ち、グラウンドで光り輝いてきたイチロー選手の姿は、世界中の人に勇気や笑顔を届けてくれたに違いありません。
[文・構成/grape編集部]