お笑い芸人で芥川賞作家・又吉直樹ってどんな人?最新作『人間』が話題!
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又吉直樹(またよしなおき)さんといえば、お笑いコンビ『ピース』のボケ担当として知られていますが、最近では小説『花火』で芥川賞を受賞するなど、小説家や文化人として活躍する姿を見る機会が増えました。
本記事では、多方面で活躍する又吉直樹さんについて紹介します。
又吉直樹ってどんな人?
又吉直樹さんは、文才に優れたお笑い芸人です。綾部祐二さんとお笑いコンビ『ピース』を組んでいます。
綾部祐二さんは2017年からニューヨークに拠点を移しているので、お笑いコンビ『ピース』は現在休止中です。
又吉直樹さんは誠実な人柄と深い知識や文才に優れていたということもあり、小説を発表したり、多数のテレビ番組でMCを務めたりするなど多方面で活躍をしています。
本記事では、又吉直樹さんのお笑いコンビ『ピース』としての活動や小説家としての活躍などについて取り上げます。
生年月日
又吉直樹さんの生年月日は、1980年6月2日です。
同じ1980年生まれで芸能界で活躍している人には、お笑い芸人ではムーディ勝山さん、『NON STYLE』の石田明さん、井上裕介さんなどがいます。
経歴
又吉直樹さんはお笑い芸人として活躍しながら、小説家としても才能を開花させました。
又吉直樹さんは、綾部祐二さんとお笑いコンビ『ピース』を2003年10月に結成しています。
『ピース』は、2011年に『ビートたけしのエンターテインメント賞』で日本芸能大賞を受賞するなど、お笑いコンビとして高い評価を受けています。
又吉直樹さんはお笑い芸人として活動している最中、2015年に執筆した小説『火花』で新人小説家の登竜門である芥川賞の受賞を果たしました。
又吉直樹さんは現在、お笑い芸人や文化人として芸能界で活動をしています。
性格
又吉直樹さんは物静かであり温厚で、筋を通すことを大切にしているようです。
2019年5月24日に又吉直樹さんが主催したイベント『実験の夜』で急病人が発生した際、又吉直樹さんは救急車で運ばれるまで病人に付き添うという出来事がありました。
そういった意味でも、又吉直樹さんは筋を通す正義感が強い誠実な人といえます。
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容姿・ファッション
※写真はイメージ
又吉直樹さんの容姿やファッションからは、文化人のイメージを感じられます。
又吉直樹さんといえば、肩にかかるくらいの長髪にウエーブのパーマをかけており、髪を下ろすか後ろで一つ結びするといったヘアスタイルをしています。
又吉直樹さんのファッションは、プライベートで和装や古着を好んで着用するなどセンスがあり、2011年に開催された『吉本おしゃれ芸人ランキング』では1位にランクインしました。
又吉直樹、初の新聞連載小説『人間』が話題に!
又吉直樹さんの新聞小説は、『毎日新聞』で連載されました。
2015年に、中篇小説『火花』を発表した又吉直樹さん。同年7月16日にお笑いタレントとして初の芥川賞を受賞します。
その後は『新潮』2017年4月号に掲載された『劇場』が2017年5月に出版されるなど、話題作を世に送り出していました。
そんな又吉直樹さんが初めて新聞連載小説を執筆した作品が『人間』です。この作品は、2018年9月~2019年5月まで毎日新聞で連載されました。
当時は又吉直樹さんの作品を新聞で読めるということで話題になりました。
又吉直樹最新刊『人間』特別動画
お笑い芸人としての又吉直樹
又吉直樹さんは、お笑い芸人としても高い評価を受けています。
又吉直樹さんは、お笑い芸人としての実力もある人物です。1999年にNSC東京へ入学し、お笑い芸人として2003年に綾部祐二さんとお笑いコンビ『ピース』を結成しています。
ピースのボケ担当
又吉直樹さんは、お笑いコンビ『ピース』でボケを担当しています。
又吉直樹さんの立ち位置は、左です。
2010年に開催されたバラエティー番組『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で4位を獲得したことをきっかけに、2011年からは数々のテレビ番組に出演するなど大ブレイクを果たしました。
作家としての又吉直樹の主な著作
又吉直樹さんの作品は、特色が出ているので飽きずに読むことができます。
芥川賞受賞で小説家として知名度が上がった又吉直樹さんが世に送り出した作品には、それぞれ特色があり、飽きずに読めます。
『花火』はお笑いの世界に浸ることができ、『劇場』は切ない挫折と恋愛を味わう若者の気持ちを知ることができます。
『人間』では人間の本質を考えさせられ、エッセイ『第2図書係補佐』では、いろいろな作品に触れながら又吉直樹さんの人生に触れられます。
又吉直樹さんの作品には特色と読みごたえがあり、読者を引き込む力があります。
又吉直樹の著作1:芥川賞受賞作『火花』
火花 (文春文庫)
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『火花』は、お笑いの世界に入り込める作品です。
又吉直樹さんの著作『火花』は、2015年1月7日の『文學界』2月号で発表されています。この作品で芥川賞を受賞し、又吉直樹さんの小説家としての地位が確立されるきっかけとなりました。
『花火』は文学としての評価がとても高く、累計発行部数は278万部を突破しており、電子書籍版は10万ダウンロードを突破しています。
又吉直樹の著作2:『劇場』
劇場 (新潮文庫)
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『劇場』は、又吉直樹さん初の恋愛小説です。
又吉直樹さんの著作『劇場』は長編小説で『新潮』2017年4月号に掲載され、2019年9月に新潮社より文庫版が刊行されました。
前作の『火花』はお笑いの世界を表現している作品でしたが、『劇場』は演劇の世界に身を置く若者が主人公です。
東京での成功を夢見ながらも挫折し、恋愛のすれ違いの中から各々の生き方を見つけていくという恋愛小説でもあり、青春小説の一面も見せる作品となっています。
この作品でも又吉直樹さんは評価されており、2020年4月に映画が公開予定です。
又吉直樹の著作3:『人間』
人間
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『人間』は、又吉直樹さん初の新聞連載小説です。
又吉直樹さんの著書『人間』は、毎日新聞の夕刊で2018年9月~2019年5月まで連載され、2019年10月10日に毎日新聞出版より発売されました。
主人公は若い頃は漫画家を目指していましたが、現在は絵本に携わっており、38歳の誕生日に古い知人からメールを受け取るというところからストーリーが始まります。
いろいろな年代の実物が登場し、そこで描かれているのは人間のつたなさや未熟さを感じさせながら人間の本質を考えさせられる、そんな作品です。
又吉直樹に影響を与えた人
ダウンタウン
又吉直樹さんに影響を与えたのは、お笑いコンビ『ダウンタウン』と太宰治さんだったといいます。
又吉直樹さんはお笑い芸人として活躍し、小説家としても活躍しているという多才な人物です。又吉直樹さんは自分にとってお笑いと小説、どちらも欠かせないと語っています。
そんな又吉直樹さんに影響を与えた人物とは、どんな人だったのでしょうか。
又吉直樹さんの人生に影響を与えた人は、お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんと浜田雅功さん、そして小説家として有名な太宰治さんだそうです。
又吉直樹について知ってもっともっと好きになろう
多方面で活躍する又吉直樹さんは、知れば知るほど魅力的な人物です。
又吉直樹さんは小説家として何作も作品を世に送り出している文才に優れた人物ですが、頭の回転の速さを要求されるお笑い芸人としても一流。又吉直樹さんは、ドラマに俳優として出演したり、テレビ番組でMCを務めたりするなど多方面で才能を発揮しています。
今後も又吉直樹さんが芸能人としてメディアで活躍し続ける姿、そして、小説家として生み出す作品も楽しみです。
今後の又吉直樹さんの活躍を楽しみにしつつ、次回作にも期待しましょう。
[文・構成/grape編集部]