新幹線内で「パパちがう!パパいや!」と泣く娘 すると警察官が現れ?
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- 出典
- 犬山紙子
grape [グレイプ] entertainment
イラストエッセイストの犬山紙子さんが、『娘と一緒に帰省した夫の身に降りかかった出来事』をウェブサイト上で公開。男性が子育てをする大変さについてつづり、反響が上がっています。
新幹線で通報された夫
お盆のため、『イヤイヤ期』を迎えている2歳半の娘さんを連れて実家に向かった夫。親子で休みを満喫した後日、東京行きの新幹線に乗車しました。
一度は眠りについた娘さんですが、その後目を覚ますなり、『イヤイヤ』を発動!
大きな声で泣き始め、どんな方法でなだめられても落ち着く気配を見せません。
後ろの席の中年男性に「うるさい!デッキに行け!」と怒鳴られた夫は、混雑しているデッキに移動。「パパちがう!パパいや!」と泣き止まない娘さんのことを、ずっとあやしていたそうです。
すると、上野駅で3人の警察官が乗車。夫のもとへ向かってきて、次のようにいいました。
「重大な誘拐事件の可能性がある」
※写真はイメージ
「通報があった限り、警察は仕事だからこうやって調査しなきゃいけない。通報した人も、『子どもに万が一のことがあったら大変』と思って通報したんだろう」と、夫は冷静に事態を把握。
すぐに自分の身分証と、娘さんの保険証を出し、警察の確認に協力しました。
この時、警察からの確認の電話は犬山さんにもかかってきたそうです。
子育て中の男性にかかるプレッシャー
夫の身に降りかかった出来事について、犬山さんはウェブサイト上で次のようにつづっています。
通報の大切さを理解している犬山さん。一方で、男性による子育ての大変さも感じたようです。
犬山さんのコメントに、さまざまな感想が寄せられました。
・一生懸命に子育てをしているお父さんたちが、不必要に嫌な思いをしないといいな。
・通報は分かる。でも、「出ていけ!」って怒鳴るおじさんは許せないぞ。
・『イヤイヤ期』のどうしようもなさは分かります!私も通報されました!
・冷静に対応したお父さん、偉い!よく頑張りましたね!
犬山さんは、「トラウマにならないよう、傷付いているはずの夫をカバーするつもり」とのこと。
誘拐などの犯罪を見逃さないため、不審だと思われる大人を多くの人が注視しています。しかし見極めが難しいため、珍しく見える『父親と子ども』をどうしても警戒してしまうのでしょう。
「男性だから怪しい」という判断基準がなくなることが理想的ですが、なかなか現実は変わりません。
せめて、子育て中の男性が感じているプレッシャーを理解しておきたい…そう思わされる投稿ですね。
[文・構成/grape編集部]