十朱幸代が元彼・西城秀樹について語る 現在の恋人は?
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1958年に俳優デビューして以降、さまざまなドラマや映画に出演してきた十朱幸代(とあけゆきよ)さん。最近ではバラエティ番組にも出演することが多く、明るく天然なキャラクターを見せてくれています。
ここでは、十朱幸代さんが出演し話題になったバラエティ番組や、芸歴60年の中で獲得してきた賞・自伝・兄弟についてご紹介します。
十朱幸代は「チュートリアル徳井大好き!」と公言
俳優としての芸歴が60年になる十朱幸代さん。ドラマや映画に多く出演していますが、2018年1月1日放送のバラエティ番組『今夜くらべてみました 元日から生放送3時間SP』(日本テレビ系)に登場。この放送回のテーマは『トリオ THE 徳井のこと大好きな女』で、十朱幸代さんのほかに多岐川裕美さん、山村紅葉さんが出演しました。
『熱海でデート』をコンセプトに集まった大御所俳優3人は「徳井のことが大好き」といいつつも、緊張する徳井義実さんをよそにマイペースで番組を進めていきます。3人のなかでも特に十朱幸代さんはご当地スイーツを「普通」と答え、すぐにビールに手を伸ばすなどかなりマイペース。進行役の徳井義実さんもフォローに追われていました。
昔の思い出を語るトークでは十朱幸代さんが発言した「朝起きたら知らない男の人が並んで寝てて…」という告白に徳井義実さんも驚きを隠せません。さらに恋の話題になると「この業界で17歳から32歳まで付き合っていた人がいた」と暴露し、大好きな徳井義実さんの前で過去を次々に明かしていました。
十朱幸代の名ゼリフ「いってらっしゃい」を友近がモノマネ
『今夜くらべてみました 元日から生放送3時間SP』では、お笑い芸人の友近さんが街のおばさんや旅館の仲居さんに扮して登場。その際、かつて十朱幸代さんが担当していたラジオ番組『十朱幸代のいってらっしゃい』(ニッポン放送)に出る名ゼリフ「いってらっしゃい」をモノマネで披露しました。
十朱幸代は昔から数多くの映画で賞を総なめ
2019年8月現在76歳になる十朱幸代さんは、昔から数多くの映画やドラマで賞を総なめにしていた名俳優です。1971年のドラマ『ゼロの焦点』(NHK)で日本放送協会女性演技賞を受賞。1980年に放映された映画『震える舌』で、第23回ブルーリボン主演女優賞を受賞しました。
十朱幸代さんの快進撃は止まらず、1983年の映画『魚影の群れ』や『この子を残して』の2つで、第7回日本アカデミー賞優秀助演女優賞。1985年の映画『花いちもんめ』と『櫂』でも再び第28回ブルーリボン主演女優賞を獲得しています。『花いちもんめ』の演技は高く評価され、第9回日本アカデミー賞優秀主演女優賞も受賞。
さらに、1987年には映画『極道の妻たちⅡ』『螢川』『夜汽車』の3つに出演し、すべて第11回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得する快挙を成し遂げました。1989年に公開された映画『社葬』『ハラスのいた日々』では第13回日本アカデミー賞優秀主演女優賞。
十朱幸代さんは1989年の第44回毎日映画コンクールで『田中絹代賞』も受賞しています。この賞は毎日映画コンクールが日本映画界に多大な業績を残した俳優・田中絹代さんを記念して1985年に作ったものです。
『田中絹代賞』は田中絹代さんの業績を継ぐ可能性のある俳優に贈られる賞で、歴代の受賞者には吉永小百合さん・倍賞千恵子さん・三田佳子さんなど日本を代表する名俳優がずらりと並んでいます。十朱幸代さんは栄誉ある賞の4人目として選ばれました。
また、1995年の映画『日本一短い「母」への手紙』は第19回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得。2002年には舞台『悪女について』の富小路公子役と、舞台『マディソン郡の橋』のフランチェスカの役に対しての演技が評価され、第27回菊田一夫演劇賞大賞を受賞。芸歴60年もの間で十朱幸代さんが出演し、賞を受賞した数は20作品にもおよびます。
高い演技力が世間的にも認知されていた十朱幸代さんは2003年、学問や芸術分野の業績をたたえられた人に贈られる紫綬褒章を受章。さらに、2014年の秋には旭日小綬章を受章しています。
十朱幸代 元彼・西城秀樹について語る
十朱幸代さんは以前、歌手の西城秀樹さんと「年齢差カップル」と報じられ、大きな話題になりました。
2018年10月に十朱幸代さんが著書『愛し続ける私』を発表。その出版記念トーク会の中で、西城秀樹さんについて語っています。
まず、十朱幸代さんは西城秀樹さんとの恋愛について、このように説明しました。
こちらも、あちらの両親も周りはみんな反対でした。年齢差なんですよね。その時、私は50歳手前だったのですが、やはり結婚すると(相手の人が)子供を持ちたいでしょうし、私自身の仕事の両立も可能かなと思ったのですが、すごい周りの大きな反対で、そこを押し切ってまでの自信がなかった。
そんな状況の中、2人で話をする内に、徐々に互いの関係がすれ違っていったといいます。
十朱幸代さんはさらに、西城秀樹さんの活躍を見た時の心情を明かしました。
お別れしてから全然お目にかかっていないですし、遠くから拝見すると素敵な家庭を持たれて幸せにしていらっしゃったし、しばらくしたらご病気になられたということも出てきたりして、ちょっと驚いたんですけど、お別れしてずいぶん時間が経っているので、心の中で「さよなら」っていったくらいです。
十朱幸代さんの切なさが伝わってくる言葉です。
十朱幸代は現在の恋人は柴犬と告白
十朱幸代さんは2018年10月に自伝『愛し続ける私』を出版。同月28日には東京の紀伊国屋書店新宿本店において出版記念のトーク&サイン会を開催しました。自伝を執筆した経緯について聞かれると「なんだか分からないうちに歳をとって。人生は長く回転スピードも速いのでちょっと立ち止まって」と回答。自伝では個人名を隠しつつ恋愛遍歴もつづっているそうです。
現在の恋愛について聞かれると「相手は女なんです…」と集まった報道陣も驚きの発言が。しかし、続けて「4歳の柴犬です。昨日も私のベッドに入り込んできた」と答え場を和やかにしていました。
半生を振り返るように「女優になりたいと思って運よくなれた。自分の力で食べていけているからまぁいいかなと思っています」とも答えました。
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十朱幸代の兄妹
日本のドラマや映画でさまざまな役柄をこなしていた十朱幸代さん。兄と妹とともに3人兄弟で育ちました。しかし、兄は60代で亡くなってしまい2012年ごろには妹も亡くなってしまったそうです。
2015年に受けたインタビューで「父や母を送るのは子供として普通だと思うけれど、兄は60代、妹も若くして亡くなってしまったときは余計にショックでした」と苦しい胸のうちを語っています。落ち込む十朱幸代さんを救ってくれたのは高校時代に仲のよかった友人たちだったそうです。
十朱幸代の現在・これから
十朱幸代さんは2019年4月『天才!志村どうぶつ園ビートたけしが愛犬テレビ初公開!15周年記念3時間SP』(日本テレビ系)に出演。愛犬で豆柴のキララちゃんと共に登場し、人気企画『変身した飼い主をペットが見分けられるか?』に挑戦しました。
2018年放送のドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)以来、ドラマや映画に出演している情報はありませんが、高い演技力で視聴者を引きこむ演技をみせる名俳優であることは間違いありません。
十朱幸代さんのこれからの活躍も期待したいですね。
十朱幸代 プロフィール
生年月日:1942年11月23日
出身地:東京都
血液型:O型
身長:163㎝
所属事務所:アクターズセブン
1958年放送のドラマ『バス通り裏』(NHK)で俳優デビュー。翌1959年の映画『惜春鳥』で映画デビューも果たす。1971年のドラマ『ゼロの焦点』で日本放送協会女性演技賞を受賞。1980年には映画『震える舌』で第23回ブルーリボン主演女優賞を受賞した。それ以降も高い演技力が認められ賞を受賞した数は20作品にもおよび、2003年には紫綬褒章、2014年の秋には旭日小綬章も受章。ドラマや映画だけではなくバラエティ番組にも積極的に出演し、明るく天然なキャラクターで視聴者を楽しませる存在に。
[文・構成/grape編集部]