光石研がドラマ『デザイナー 渋井直人の休日』で主演に抜擢! CMでも活躍中
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名バイプレイヤーとして、ドラマや映画に引っ張りだこの光石研(みついしけん)さん。
2019年1~4月にかけて放送された木曜ドラマ『デザイナー 渋井直人の休日』(テレビ東京系)では、俳優生活40年目にして単独初主演に抜擢されました。
そんな光石研さんは、連続テレビ小説『おしん』(NHK)にも脇役で出演していたことをご存知でしょうか。
また、2019年2月から放送のdocomo(以下、ドコモ)のCMでは、特撮ヒーローの人気キャラクターであるゼニクレージー役を好演しています。
ここでは、光石研さんがこれまで出演した作品やドコモのCMについてなど、さまざまな情報をご紹介します。
光石研は『おしん』に脇役で出演していた
日本ドラマ史の中で高視聴率を叩き出した『おしん』に、光石研さんは脇役で出演していました。
ツイッターでは、こんな声が上がっています。
・「『おしん』の頃から今も現役で役者業を続けている人ってどれくらいいるんだろうか?」っていう素朴な興味から、『おしん』のタイトルバックにはいつも注目しています。泉ピン子さんや伊東四朗さんは知っていましたが、光石研さんは今回の新発見でした。
・いかだで川を下る時の悲痛なほどに父母を呼ぶ声、愛を込めてもう見送るしかない母、何もいえなかったからこそ足をもつれさせても追いかける父。知らなかった、あの時おしんの後ろに光石研がいたなんて!
『おしん』には、光石研さんのほかにも、当時は無名だった平泉征(ひらいずみせい 現在の芸名は『平泉成』)さんも出演。
今ではベテラン俳優となった泉ピン子(いずみぴんこ)さんや伊東四朗(いとうしろう)さん、主人公の小林綾子(こばやしあやこ)さんの名演技に、朝から胸を打たれた人が多かったようです。
光石研は朝ドラ『ひよっこ』で中華料理屋の店主を演じた
さまざまな作品に出演している、光石研さん。
連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)では、主人公のみね子が働いているすずふり亭のすぐ隣にある中華料理店『福翠楼』の店主・福田五郎役を演じていました。
福田五郎役を演じた光石研さんの演技力の高さに、ツイッターでは称賛の声が多く上がっています。
・光石研さんすごい好きなんだけど、色んな映画での光石研と、『ひよっこ』の中華屋のおじさんの光石研が同一人物に見えなくて、役者さんってすごいなーって思った。
2019年3月25日には『ひよっこ』から2年後を描いた4夜連続ドラマ『ひよっこ2』(NHK)が放送。その後、未公開シーンを加えて再編集した『ひよっこ2』特別編もオンエアされています。
『ひよっこ2』公式サイトよりスクリーンショット
光石研さんは、『おしん』や『ひよっこ』のほかにも、連続テレビ小説『はね駒』(NHK)や『ひまわり』(NHK)、『瞳』(NHK)、『ゲゲゲの女房』(NHK)にも出演経験があります。
光石研はドコモのCMでゼニクレージー役を熱演
ゼニクレージーとは、1975年に放送された特撮テレビドラマ『正義のシンボル コンドールマン』(テレビ朝日系)に登場した人気キャラクターです。
『正義のシンボル コンドールマン』のエンディング・テーマでは、人間社会に混乱を巻き起こすモンスターが金銭欲の権化・ゼニクレージーであると歌われていました。
光石研さんはドコモのCMで、自称・現金主義者としてキャッシュレス化を防ごうと怒りに燃えているゼニクレージー役として起用されています。
『ゼニクレージー登場』篇では、バーカウンターでキャッシュレス時代が訪れたことをぼやいていたゼニクレージーを、星プロデューサーこと星野源さんが発見します。
ゼニクレージーを以前から知っていたか、声をかける星プロデューサー。
一方、ゼニクレージーは、現金の力を見せようと大量のコインを出現させるものの、コインが足りなくなり、大慌てしてしまうという内容です。
ドコモCM『ゼニクレージー登場』篇
『ゼニクレージーとコスモフ』篇では、ゼニクレージーが3匹のキャラクターに交じりダンスを踊っていました。
違和感を覚えた星プロデューサーに突っ込まれると「わしもまだがんばるぞ!」と主張。
しかし、3匹のキャラクターのうちの1匹を演じている長谷川博己(はせがわひろき)さんに「キャッシュレス時代に現金のキャラなんて売れませんよ」と釘を刺されてしまいます。
ドコモCM『ゼニクレージーとコスモフ』篇
奇抜なメイクを施し、コミカルに演じているので、ゼニクレージーが光石研さんだと気が付かなかったという声もありました。
・ゼニクレージーって光石研さんだったんだ。
・誰?と思ってたけど、光石研さんか!メイクのせいで分からなかった。
・一番びっくりしたのは、CMでゼニクレージーを演じていたのが光石研さんだったこと。
ゼニクレージーは、名バイプレイヤーである光石研さんだからこそできる役柄なのかもしれませんね。
光石研は木曜ドラマ『デザイナー 渋井直人の休日』で主演を務めた
光石研さんは『デザイナー 渋井直人の休日』で、俳優生活40年にして、初の単独主演に抜擢されました。
『デザイナー 渋井直人の休日』は、ファッション雑誌『otona MUSE(オトナミューズ)』で連載中の漫画『デザイナー 渋井直人の休日』を実写化した、50代のおじさんが右往左往しているチグハグ感がコンセプトのドラマです。
ドラマ『デザイナー 渋井直人の休日』イントロダクション
ツイッターでは、視聴者からさまざまな感想が寄せられています。
・とにかく光石研さんの演技がリアルすぎて、ドラマというより研さんのドキュメンタリーなんじゃないかと思ってしまう。
・渋井直人の勘違いがいつも痛いけど、なんか分かる!渋井直人はクリエイティブだから、妄想が止まらないのかな。いつか幸せになれますように。
光石研の現在・これから
光石研さんは2019年に、『デザイナー 渋井直人の休日』や『ひよっこ2』のほか、ドラマ『インハンド』(TBS系)や映画『ザ・ファブル』、『いちごの唄』にも出演しました。
同年8~9月にかけて放送されたドラマ『そして、生きる』(WOWOW)では、主人公の父親役を好演。
CMでは、ドコモのほか、東京メトロのCMにも起用されています。
東京メトロ CMFind my Tokyo.「荻窪_ハーモニーがたくさん生まれる街」篇
さらに、2019年公開の映画『任侠学園』、『蜂蜜と遠雷』、『わたしは光をにぎっている』、『“隠れビッチ”やってました。』にも出演します。
映画『わたしは光をにぎっている』予告編
今後の光石研さんの活躍にも目が離せませんね。
光石研 プロフィール
生年月日:1961年9月26日
出身地:福岡県
血液型:A型
身長:173cm
所属事務所:鈍牛倶楽部
1978年公開の映画『博多っ子純情』でデビュー。これまで連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(NHK)、『ひよっこ』(NHK)、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)、ドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日)、『インハンド』(TBS系)などに出演。ドラマ『デザイナー 渋井直人の休日』(テレビ東京系)では、俳優生活40年にして単独初主演に抜擢される。映画『あぜ道のダンディ』、『アウトレイジビヨンド』、『海賊と呼ばれた男』、『アウトレイジ 最終章』など数々の話題作にも出演している。ワンクールで何本もの作品に出演する名バイプレイヤーとしての呼び声も高い。ドラマや映画のみならず、CMや舞台などでも大いに活躍中。
[文・構成/grape編集部]