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梶芽衣子をクエンティン・タランティーノが大絶賛! 『アウト×デラックス』で坂上忍をバッサリ

By - grape編集部  公開:  更新:

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梶芽衣子

梶芽衣子(かじめいこ)さんは、50年以上現役で活動を続けている俳優です。

2019年も漫画が原作の人気ドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)に主人公の母親役で出演するなど、ドラマを中心に活躍中です。

梶芽衣子さんは、1970年代に映画『女囚さそり』シリーズに主演、大ヒットとなりました。今まで梶芽衣子さんが美しいヒロインを演じた数々の作品は、海外の映画関係者にまで、多大な影響を与えています。

そんな梶芽衣子さんについて、さまざまな情報をご紹介します!

梶芽衣子はタランティーノが憧れる俳優だった!

20代の頃の梶芽衣子さんの代表作といえば、映画『女囚さそり』シリーズと『修羅雪姫』シリーズです。

どちらも復讐に燃えるクールで美しいヒロインが登場する、漫画が原作の映画。梶芽衣子さんは、この2つのシリーズで主演を務めました。

黒ずくめのヒロインが活躍する『女囚さそり』シリーズ、そして長ドスを振り回す和装ヒロインの『修羅雪姫』シリーズが公開されたのは、1970年代前半のことでした。

そして時を経ること約30年、『女囚さそり』シリーズと『修羅雪姫』シリーズは、思わぬ形で再び注目を浴びることになります。梶芽衣子さんへのオマージュが捧げられているハリウッド映画が公開されたのです。

それは2003年公開、クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』。主演の俳優・ユマ・サーマンさんが演じるのは、やはり復讐に燃えるヒロイン役でした。

そしてクライマックスシーンには、梶芽衣子さんが歌った『女囚さそり』と『修羅雪姫』の主題歌がインパクトある挿入歌として使用されました。梶芽衣子さんの歌が2曲も流れたのです。

2018年3月10日放送のトーク番組『サワコの朝』(TBS系)に出演した梶芽衣子さんは、クエンティン・タランティーノ監督と対面した時のことを語りました。

クエンティン・タランティーノ監督は、ずっと梶芽衣子さんの大ファンだったそうです。

当時『キル・ビル』のキャンペーンで来日したクエンティン・タランティーノ監督は、憧れの梶芽衣子さんと会えたことに大喜び。梶芽衣子さんはインタビューが行われた30分間、ずっとクエンティン・タランティーノ監督に手を握られていたというエピソードを明かしました。

こうして2003年に、映画『キル・ビル』のヒットとともに『女囚さそり』シリーズと『修羅雪姫』シリーズも再び注目を浴びるようになったのです。

梶芽衣子は歌手としても活躍! 2018年にはミニライブも

1970年代に梶芽衣子さんが歌った、映画『女囚さそり』の主題歌『恨み節』、そして映画『修羅雪姫』の主題歌『修羅の花』。この2曲が挿入歌として使用された映画『キル・ビル』が2003年に公開されたことをきっかけに、梶芽衣子さんは歌手としても再び注目を浴びるようになりました。

やがて、反響に応えるように、梶芽衣子さんは歌手活動を再開します。2011年には、阿木燿子さんと宇崎竜童さんのコンビによる書き下ろしで、ミニアルバム『あいつの好きそなブルース』をリリースします。

あいつの好きそなブルース

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さらに2018年には、ロック調の楽曲ばかりをそろえた、43年ぶりとなる書き下ろしフルアルバム『追憶』をリリース。同年には、書店のイベントで梶芽衣子さんのミニライブが開催されました。

ファンからは引き続き、梶芽衣子さんの素晴らしい歌声を聴く機会があることに、期待が寄せられています。

梶芽衣子はデビュー当時から媚びない性格だった!

2018年6月9日放送のインタビュー番組『ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~』(BS朝日)に出演した、梶芽衣子さん。

梶芽衣子さんの人生のモットーは『媚びない・めげない・くじけない』だそう。

梶芽衣子さんは元来媚びない性格だったようで、デビュー当時からその態度は変わっていません。

そんな強気な性格を生かすことで『女囚さそり』のヒロイン・ナミのような、強い意志を持った孤高の人物を演じきることができたのかもしれません。

梶芽衣子は『アウト×デラックス』で坂上忍をバッサリ!

梶芽衣子さんは、2015年4月9日放送のトークバラエティー番組『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に出演。自身がずっと独身である理由や、映画『女囚さそり』の秘話などをにぎやかに話し、おしゃべりな一面を見せました。

『アウト×デラックス』には、番組独自の『アウト軍団』と呼ばれる聞き手の準レギュラー陣がいます。梶芽衣子さんが出演した回の『アウト軍団』の中には、昼番組の司会も務める俳優・坂上忍さんの姿もありました。

子役出身である坂上忍さんを幼い頃から知っている梶芽衣子さんは、過去に坂上忍さんと共演した際の思い出話を、マシンガンのような勢いで話します。饒舌なトークで、坂上忍さんがタジタジになるようなエピソードを次々と披露したのです。

また、坂上忍さんの現在の活躍を引き合いに出し、畳み掛けるように質問攻めにします。

映画で演じてきたクールで無口なキャラクターとはまったく違う顔を見せた梶芽衣子さん。意外な一面ですが、ファンにとっては新たな魅力の発見でもあったでしょう。

梶芽衣子は71歳で自伝『真実』を出版する

梶芽衣子さんは、2018年3月に自伝『真実』を出版しました。

真実

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2018年で、梶芽衣子さんは71歳。本の内容は、俳優や歌手として生きてきた、自分の今までの人生を振り返ったものです。

また、28年間続いた時代劇ドラマ『鬼平犯科帳』(フジテレビ系)シリーズで演じた密偵・おまさ役についてや、出世作となった映画『野良猫ロック』シリーズ、『女囚さそり』シリーズ、『修羅雪姫』シリーズでの共演者とのエピソードも。

日本映画のファンなら手に取ってみたくなるような、撮影所での秘話がいろいろ明かされています。

梶芽衣子の現在・これから

2018年11月に梶芽衣子さんは、ファッション誌『VOGUE』の『VOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR 2018』に選ばれました。

1970年代から今までずっと活躍し続けてきた梶芽衣子さん。これからも、歌にドラマにバラエティー番組にと、幅広い活躍を期待したいですね。

SNSは、ツイッターのアカウントを持っており、本人とスタッフが情報を発信しています。気になる人はチェックしてみてください。

梶芽衣子 プロフィール

生年月日:1947年3月24日
出身地:東京都
血液型:AB型
所属事務所:空

高校生でモデルとしてデビューし、その後、日活に入社。後に東映に移籍する。代表作に映画『野良猫ロック』シリーズ、『女囚さそり』シリーズ、『修羅雪姫』シリーズなどがある。主演映画の主題歌も歌い、映画とともにヒットした。同曲は、後にクエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』の挿入歌に使用され、2003年に再び注目を浴びた。ドラマでは時代劇『鬼平犯科帳』シリーズ(フジテレビ系)で、密偵のおまさ役を長年にわたって演じた。近年は、バラエティー番組への出演も挑戦している。


[文・構成/grape編集部]

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森昌子

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出典
@meikokaji_jp

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