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中村梅雀は若い頃、役作りで8kg以上痩せた? これまでの活躍ぶりや出演舞台を調べてみると…

By - grape編集部  公開:  更新:

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中村梅雀

俳優だけではなく、ベーシストや作曲家としても活動する中村梅雀(なかむらばいじゃく)さん。

映画やドラマ、舞台に多数出演し、また、ライブを開催するなど多彩な能力を発揮しています。

ここでは、中村梅雀さんの活躍ぶりや現在についてなど、さまざまな情報をご紹介します。

中村梅雀は歌舞伎役者の家系に生まれる

中村梅雀さんは、代々続く歌舞伎役者の家系に生まれました。

曾祖父は初代中村梅雀さん。当時は人気の歌舞伎役者でした。

祖父は、劇団『前進座』の創立者の1人である、3代目中村翫右衛門(なかむらかんえもん)さん。そして父は、『前進座』の元代表である、4代目中村梅之助(なかむらうめのすけ)さんです。

中村梅雀さんは9歳の頃に、新橋演舞場で上演された歌舞伎十八番の1つである『勧進帳』で初代中村まなぶを名乗り、初舞台を踏みます。

その後、1980年に『前進座』に入座し、同年12月に2代目中村梅雀を襲名しました。

中村梅雀は前進座『髪結新三-梅雨小袖昔八丈-』に髪結新三役で出演

中村梅雀さんが『前進座』に所属していた頃に出演した作品には、『髪結新三─梅雨小袖昔八丈-』があります。演じた役は髪結新三です。

劇中では、父である中村梅之助さんとの対決シーンもあり、話題になりました。

中村梅雀は舞台『夫婦漫才』に出演

中村梅雀さんは、2017年に上演された舞台『夫婦漫才』に出演しました。

同舞台はタイトルの通り、漫才コンビを組む夫婦のストーリー。戦前、戦中、戦後の昭和史であり、相思相愛で過ごしてきたひと組の男女の物語です。

その男女がどのように過ごしてきたか、観るほうも自分に重ねて共感できる舞台となっています。

健康情報サイト『元気web』のインタビューによると、舞台が終わった後、感動したお客さんが泣きながら楽屋に訪ねてくることもあったのだとか。

また、同舞台で大阪の漫才師役を演じた中村梅雀さんは、自身が東京出身であるため、「関西弁で話すのは大変だった」と明かしています。

大の苦手でした。ただ、大阪出身のスタッフが全てのセリフを録音したものを稽古入り前に渡してくれて、それを毎晩寝る前に聞いていたおかげで自然に入っていけて、関西出身の人からも「何の問題もない」と言われるほどになりました。私の関西弁も見どころですよ(笑)。

元気web ーより引用

中村梅雀は吉祥寺サムタイムで定期的にライブを開催

味のある演技派俳優のイメージがある中村梅雀さんは、ベーシストとしても活躍しています。

中村梅雀さんは、定期的にジャズクラブ『吉祥寺サムタイム』でライブを開催。自身のブログでもライブの様子を投稿しており、そこでは俳優の顔とは違う中村梅雀さんの姿を見ることができます。

2014年8月17日に投稿したブログでは、前日に開催したライブの様子を写真とともに報告。全国各地から足を運んでくれた人たちに感謝の気持ちを述べながら、披露した楽曲とメンバーの紹介をしました。

ほぼ一年三ヶ月ぶりの吉祥寺サムタイムでのライブ
満員のお客様で盛り上がりました
全国各地から遥々見に来てくださったみなさん
本当にありがとうございます

中村梅雀オフィシャルブログ ーより引用

中村梅雀は若い頃、役作りで8kg以上痩せた

多くのドラマや映画で優しい印象を与える役を演じている、中村梅雀さん。

そんな中村梅雀さんにとって役者人生の転機となった作品が、1997年に放送された、生活保護を題材にしたドラマ『いのちの事件簿』(NHK)です。

夕刊紙『日刊ゲンダイ』の公式サイト『日刊ゲンダイDIGITAL』によると、中村梅雀さんは同作に出演が決まった際、真っ先に監督から「痩せていただけますか」といわれたそう。

監督に真っ先に言われたのが「痩せていただけますか」でした。

それまではどちらかといえば福々しい家庭的な役が多かったのですが、この作品は真逆。食いぶちを失い、よその縄張りに手を突っ込んだばかりにリンチされ、さらに困窮する、すさんだ役柄です。

娘がかわいくてしょうがないのに愛情を与えられず、もがき苦しむ、平和で温かいものから一切疎外された人物。体形と顔つきを変えてくれというわけです。

日刊ゲンダイDIGITAL ーより引用

1か月で8kg以上の減量を求められた中村梅雀さんは、食生活から変えていくことに。

1日1食、そしてご飯は3日で1合に制限。おかずはほんの少しの豚バラ肉を入れた野菜中心の鍋だけで、ノドの渇きは牛乳かコーヒーでごまかしていたとか。

※写真はイメージ

同作でヤクザ役を演じた中村梅雀さん。それまでヤクザ役を演じたことがなかったため、悪役で有名な石橋蓮司さんなどに話を聞き、演技の参考にしたといいます。

『いのちの事件簿』は、中村梅雀さんにとってはもちろん、視聴者にとっても印象に残る作品となったことでしょう。

中村梅雀の現在・これから

中村梅雀さんは、2019年9月21日に長野県佐久市で先行公開され、2020年に全国で順次公開される映画『山中静夫氏の尊厳死』に出演しています。

映画『山中静夫氏の尊厳死』予告

また、舞台『The Nether(ザ・ネザー)』には、ドイル役で出演。同作は、2019年10月11日~11月2日までは東京グローブ座、同年11月7~10日までは大阪の森ノ宮ピロティホールで上演される予定です。

今後も、中村梅雀さんの活躍を応援しています!

中村梅雀 プロフィール

生年月日:1955年12月12日
出身地:東京都
血液型:AB型

曽祖父が初代中村梅雀、祖父は3代目中村翫右衛門、父が4代目中村梅之助という歌舞伎一家に生まれる。自身も9歳の時に『勧進帳』で初舞台を踏む。その後、1980年に劇団『前進座』に入り、同年に2代目中村梅雀を襲名する。2007年に『前進座』を退団。これまで、ドラマや映画、舞台に多く出演。また、ベーシストとして定期的にライブを開催している。


[文・構成/grape編集部]

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出典
元気web中村梅雀オフィシャルブログ日刊ゲンダイDIGITAL【公式】山中静夫氏の尊厳死 予告(60秒)9月21日佐久市先行上映開始中村梅雀公式サイト

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