路上で一緒に保護された1匹の犬と5匹の子猫 人々が感動した理由とは
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猫「飯だ。いくぞ」犬「おう!」 ご飯前の2匹の姿に「戦いに挑む前かな」「いい目をしてる」犬のこめたくんと、猫のうにちゃんと暮らす、飼い主(@chimaki0328)さん。 ご飯を食べる前の2匹の様子をXに投稿し、反響を呼びました。

ガラスが外れ、猫が通り始めて? 数日後の展開に「声出た」「笑いが止まらん」4匹の猫と暮らしている、みっひ(mimiguku7)さん。自宅のドアのガラス窓が外れたままにしていたら、猫が通るようになってしまったそうです。傷がつくことを心配した祖母がとった対策が?
寒さが厳しい11月のカナダ・オンタリオ州で、1匹のメス犬と5匹の子猫が動物保護シェルターに保護されました。
6匹が道路脇にいたところを通りがかった親切な人が見つけ、『ペット・アンド・ワイルドライフ・レスキュー』に連絡したのだそう。6匹が見つかった時の状況が、多くの人たちの心を温かい気持ちにさせています。
6匹が見つかった時、メス犬が子猫たちを寒さから守るため、自分の体で温めていたのです。
この心優しい犬はシェルターで『セレニティ(うららかさ)』という素敵な名前を付けてもらいました。年齢は2歳ほどということです。
シェルターのFacebookにセレニティと子猫たちのことが投稿されると、たくさんのコメントが寄せられました。
・なんて優しくて美しい犬なのかしら。どうか6匹全員がハッピーエンドになりますように。
・心が温かくなった。この犬が飼い主と再会できてほしいと思うのと同じくらい、この子の里親になりたい。
・私たち人間もこんな美しい動物たちのようにあるべきだわ。
さらにシェルターには「この犬の里親になりたい」という問い合わせが続々と寄せられているといいます。
子猫たちはもう少し成長するまで、一時的な世話をするフォスターファミリーに預けられることになりました。
そしてセレニティはすでに里親の募集が始まり、2019年12月初めに避妊手術を受けた後、新しい家族の元に引き取られる予定だということです。
オンタリオ州の11月の平均気温は最高で7℃前後、最低気温は氷点下になる日もあります。
セレニティと子猫が一緒に捨てられたのか、それとも偶然出会ったのかは分かりません。しかしもしセレニティが子猫たちを温めていなかったら、彼らは命を落としていたかもしれません。
まだ若いセレニティですが、きっと本能的に「赤ちゃんを守らなくては」という母性が働いたのでしょう。
「子猫たちを守って偉かったね」とセレニティをたくさん褒めてあげたくなりますね。
[文・構成/grape編集部]