サウナに倒れる高齢男性 後輩と2人で救助すると、意識を回復したけれど?
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お笑いコンビ『ぺんとはうす』のヤマトさんが、2020年7月25日にブログを更新。後輩とサウナに行った際のエピソードをつづりました。
サウナ内で倒れていた高齢男性
サウナと水風呂を往復していた、ヤマトさんと後輩。
「もう1回転しますか?帰りますか?」と後輩に聞かれ、ラスト1回だけサウナと水風呂に入ることにしました。
すると、サウナの扉を開けた後輩が「大丈夫ですか!?」と叫んだのです。サウナの中を見ると、なんと高齢男性が倒れているではありませんか!
このままサウナの中にいては、命の危険につながります。
2人は協力して高齢男性をサウナの外に出そうとしましたが、体感的に相手の体重は70㎏オーバー。とても持ち上げられませんでした。
すると、洗い場にいる男性から次のような助言が飛んできます。
「下にマット敷いて、滑らすんや!」
ヤマトさんたちは、サウナ近くのマットを地面に敷いて高齢男性を乗せ、滑らせてサウナを脱することができました。
水をかけたり水分補給をさせたりすると、高齢男性はだいぶ意識を回復。「大丈夫!つまずいて右足を痛めただけで、意識はあるし心配せんといて!」というのですが、立ち上がろうとしても立てません。
すると、騒ぎを聞いた店員が駆けつけてきました。ヤマトさんは状況を説明するのですが、店員は初めての事態のよう。
「どうしましょうか?」というばかりだったので、ヤマトさんが救急車を呼ぶよう指示することになりました。
謎に強がる高齢男性
救急車を待つ間、なんとか立ち上がれるようになった高齢男性。
水風呂に入っているのを、ヤマトさんと後輩は一緒になって見張っていました。
するとおもむろに、高齢男性は再びサウナに入ろうとします!
もちろん、ヤマトさんは全力で止めたのですが、「ワシは高校野球をしていて体力には自信がある!大丈夫!」と、高齢男性。
さすがに説教をしたくなったヤマトさんは、その時の思いをこうつづります。
おい!頑固親父!
若者に助けられてお前の中のプライドが許さなかったのか知らないが、俺たちがあと1回転しなければお前は死んでいたんだぞ!
現に今1人では立ち上がれず、サウナの利用も俺たちだけで、今、九死に一生を得たんだぞ!
しかも高校野球って50年前のことを出してくるな!
もう、今日はサウナに入るな!黙って俺たちの指示に従えクソジジイ!!!
また、助言をするだけして身体を洗い続けた男性や、すぐに動かなかった店員にも怒りが込み上げましたが、なんとか感情を押しとどめたとのこと。
「今日は疲れてるんで一緒に出ましょう!」といって、高齢男性を無理やり外に連れ出しました。そして到着した救急隊員に状況を説明して帰宅。
激動の1日を終え、ヤマトさんはブログにこのようにつづっています。
オジサンは何度説明しても、ことの重大さが分かっていなかった。
まあいい。生きててよかった。
また、「みなさん!サウナは自分の限界を知って無理せず入ってくださいね!」とも呼び掛けています。
サウナや風呂場、脱衣所などは、室温などの変化にともなう血流などの変化によって急に体調を崩すことが多い場所です。特に高齢者は要注意。
人によっては「他人の手をわずらわせることを避けたい」と思うかもしれませんが、自身の体調を決して軽視せず、適切な処置を受けてほしいものですね。
ヤマトさんたちの対応に、いつか高齢男性も感謝することでしょう。
ヤマトさんは、ブログのほかにTwitterやnoteも更新しています。気になる人は、チェックしてみてくださいね!
ブログ:ぺんとはうす ヤマト オフィシャルブログ
Twitter:ぺんとはうす ヤマト(@yamato_2918)
note:ぺんとはうすヤマト
[文・構成/grape編集部]