赤ちゃんを抱いて涙が止まらない救急隊員 シリアで崩壊ビルから小さな命が…
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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2016年9月30日、ロシア軍がシリアの空爆を始めてから1年が経ちました。この空爆によりシリアの民間人約3800人が死亡したと伝えられています。
そして9月29日、シリアで奇跡の救出劇がありました。空爆によって崩壊したビルの中から、生後2ヶ月の女の赤ちゃんが救出されたのです。
「生きているぞ!」がれきの下に赤ちゃんが
ボランティアのレスキュー隊員Abu Kifahさんは、がれきの下に赤ちゃんがいることを発見し、約2時間に渡り必死に救出作業を続けました。そしてついに赤ちゃんを助け出すと、その子を連れて急いで病院へ向かいました。
病院へ向かう救急車の中で、赤ちゃんをしっかりと腕に抱いたAbu Kifahさんは、あふれる涙をこらえることができなくなります。カメラがとらえたその様子をごらんください。
「この子が自分の娘のような気がした。」
Abu Kifahさんはそう語ったそうです。彼の腕に抱かれた赤ちゃんはひどいケガをしているものの意識はあり、Abu Kifahさんの体に向かって必死に手を伸ばそうとしています。まるでAbu Kifahさんのことをお父さんだと思っているかのように。
シリア人権監視団によると、この1年間のロシア軍の空爆による死者は戦闘員を含め9300人以上、また民間人の負傷者は少なくとも2万人にのぼるということです。犠牲者の中にはもちろん幼い子どもたちも含まれています。東アレッポにはいまだに10万人を超える子どもたちが、日々爆撃の恐怖に怯えながら暮らしているのですす。
罪のない人たちが犠牲になってしまう戦争。一日も早くシリアの人たちが再び笑顔で暮らせる人が戻ってくることを願ってやみません。