「誰か僕を養子にして」 テレビで語った9歳の少年に5千件の問い合わせが
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配達員「何時にお帰りですか?」 続く言葉に「これは困る」「知らなかった」不在中、配達員から1本の電話。告げられた言葉に「ええっ!?」
「朱肉あります?」に秒で返した『ひと言』が? 「笑った」「うまい!」海苔子(@noriko_uwotani)さんが、Xで投稿した、職場の『太ったおじさん』とのエピソードに注目が集まっています。
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9歳の男の子に今一番欲しいものを尋ねたら、多くの子供たちはゲームやおもちゃなどと答えるのではないでしょうか。
この質問をされたアメリカ・オクラホマ州に暮らすジョーダンくんという男の子が全米で大きな反響を呼んでいます。
2020年8月、地元のテレビ局『KFOR』の取材を受けたジョーダンくんは「願いが3つ叶うとしたら何が欲しい?」と聞かれ、こう答えたのです。
「家族が欲しい」少年の切なる願いが多くの人に届き…
ジョーダンくんは3歳の時から児童養護施設で暮らしています。2017年にも弟のブレイソンくんと一緒に『KFOR』のニュース番組に登場していました。
そしてブレイソンくんだけ2019年に養子縁組が決まり、それ以来ジョーダンくんは仲よしの弟とも疎遠になってしまったといいます。
こうして再び番組に登場したジョーダンくんですが、今回は前回とはまったく違う展開になりました。
なんと番組の放送後、12時間以内に全米各地から「ジョーダンくんを養子にしたい」という問い合わせが5千件も寄せられたのです。
オクラホマ州の保健福祉省の担当者によると、これまでにジョーダンくんを養子にすることに興味を持った何組かの夫婦がいたといいます。
しかし、彼の情報を開示すると、その話はなくなったのだそうです。
担当者は「この放送が突破口になって、今度こそジョーダンに家族ができるかもしれないと思い、わくわくしています」と語っています。
現在、児童養護施設で暮らしている子供はオクラホマ州だけで7千700人、全米では40万人いるといいます。
担当者は「ジョーダンくんと同じように家族を求めている子供たちが大勢いることを知ってほしい」と話しています。
何年もの間、家族が欲しいと願い続けてきたジョーダンくん。
彼に「お母さん、お父さん」と呼べる人ができる日は、もう間もなくやってくることでしょう。
[文・構成/grape編集部]