顔に大ケガを負い、心身ともに傷付いた保護犬 その後の展開に幸せの涙
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ブラジルに暮らすアレッサンドロ・デスコさんは犬が大好き。中でもピットブルが特に好きだという彼は、非営利で動物保護活動をしています。
2020年4月、アレッサンドロさんのもとに「森の中にケガをしたピットブルがいる」という電話がありました。
現場へ駆けつけると、そこにいたのは目を覆いたくなるほどひどい健康状態のメス犬。
なんと犬の額に穴が開いて、腐った傷口に大量の虫が湧いていたのです。顔は腫れあがって目が開けられない状態でした。
アレッサンドロさんはその犬を『アテナ』と名付けます。そしてすぐに動物病院へ運び、傷の治療が行われました。
海外メディア『Bored Panda』によると、医師たちはアテナを見た時にとても心配になったのだそう。額の傷のひどさだけでなく、彼女の内臓にまで感染症が広がっている恐れがあったからです。
もしそうだった場合、アテナが生き延びられる可能性はほぼなかったといいます。
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レントゲン検査や超音波検査などを行った結果、幸いなことにアテナの体内に大きなダメージは見つかりませんでした。
それはつまり、彼女の回復の希望が見えたということ。
しかしアテナが体に負った深い傷と同じくらい、彼女には心の傷を癒すための長い時間が必要と思われました。
そんなアテナをいつもそばでサポートしたのは、もちろんアレッサンドロさんです。
しばらくは予断を許さない状態が続いたアテナを、彼は毎日明るく励まし続けました。
医師たちはアテナを懸命に看護し、アレッサンドロさんは彼女に愛情を注ぎ続けました。
そんな周りの人たちの思いにこたえるように、彼女は少しずつ、確実に回復していきます。
そして保護されてから約4か月後のアテナの姿がこちらです!
全力でアレッサンドロさんに甘えるアテナの表情は、4か月前と同じ犬と思えないほど幸せそう。心身ともにすっかり元気になったのが分かりますね。
アレッサンドロさんは今後はアテナのために里親を募集するつもりだったのだそう。
ところが…その予定は変更になったようです。
彼はInstagramで「アテナには6匹の兄弟姉妹犬と、2人の兄姉、そして教育熱心な父親と優しい母親ができた」と報告。
実はアテナはアレッサンドロさんの家族の一員になったのです。
森の中に捨てられ、一時は生死をさまようほどの大ケガをしていたアテナ。
今までつらい思いをした分、これからはアレッサンドロさんたちと幸せいっぱいの日々を過ごしていってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]