保護した6匹の愛犬と旅する男性 そこには『心温まる理由』があった
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

これは食べられないわ… はんぺんの上で、哀愁漂う顔をしながら寝そべっていたのは…うどんの上に寝っ転がっていた動物に「発想が斬新すぎる」「哀愁が漂って見える」の声が続出!かわいすぎて食べられません。
カリフォルニア州在住の、リー・アッシャーさんは、保護した6匹の愛犬たちと共に暮らしています。
大の犬好きである彼には、ずっと心に秘めていた夢がありました。
1匹でも多くの犬を救うため
子どものころから、動物保護施設に通い、犬たちを救う活動に強い関心を持っていたアッシャーさん。
世の中にたくさん存在する、身寄りのない犬たちに対し、「自分にできることはないか」と考えていたアッシャーさんは、あるアイディアを思い付きました。
それは、アメリカにある48州の地域を旅し、48匹の犬を救うというプロジェクト。
その夢を実現させるため、アッシャーさんは、2017年11月から旅をスタートさせました。もちろん、愛犬6匹も一緒です。
旅する中で、「各州の施設で暮らす犬を1匹ずつ、新しい家族の元へ届ける手伝いをする」という目標をかかげたアッシャーさん。
実際に、アッシャーさんの働きかけで、新しい家族の元へ引き取られることになった犬もいます。
アッシャーさんは、旅のお供である6匹の愛犬たちをいたわることも忘れません。
こちらは、愛犬の1匹であるリリーちゃんのため、心を尽くすアッシャーさんの動画です。
グルーミングを怖がるリリーちゃんの横で、自らも裸になり、グルーミングへの恐怖心を取り除こうとしています。
アッシャーさんの行動により、徐々に緊張が和らいでいくリリーちゃんの姿がほほ笑ましいですね。
アッシャーさんのInstagramアカウントには、愛情深く、真摯な姿勢で1匹1匹の犬と関わろうとする彼の姿が映し出されています。
アッシャーさんは、自身の取り組みに対し「周りにはありえないと思われてるかもしれないが、何より信じがたいことは、とんでもない数の犬たちが保護施設でその一生を終えることだ」と語っています。
1匹でも多くの犬が幸せになれるよう、命の尊さを訴えつつ、旅を続けるアッシャーさん。彼の夢が達成される日が訪れることを願います。
[文・構成/grape編集部]