「親は自己責任だとしても…」続く言葉に考えさせられる ファーストサマーウイカの持論とは?
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- 出典
- ワイドナショー
2020年10月25日放送の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、『精子提供』の問題について特集。
同番組によると、本来、第三者からの精子提供は認定された国内12か所の医療機関でのみ受けることができます。
しかし近年、SNSを通じ、個人間で精子の取引を行う人も多いのだとか。
その背景には『保険を適用できないため、医療費が高額になる』ほか、『男女の夫婦以外は精子提供を受けられないため、シングルマザーや女性同士のカップルは対象外である』といった理由などがあるそうです。
さまざまな理由で行われている個人間での精子取引ですが、そこには感染症や遺伝疾患など、多くのリスクがあるといいます。
その後、同番組は「現在政府は、高額な医療費のかかる体外受精などの不妊治療に対して保険の適用を検討中」とも報じました。
ファーストサマーウイカ「生まれてきた子に、責任はない」
コメンテーターとして出演していた、歌手やタレントとして活躍しているファーストサマーウイカさんは、個人間での精子取引について、このように持論を展開しました。
親が『自己責任』として個人間で精子の取引をしたとしても、何かトラブルが起きた時、生まれてきた子供も問題に巻き込まれてしまうことがあるでしょう。
そういった場合に、子供自身を守る法律や制度が整っていない危険性を指摘したファーストサマーウイカさん。
「政府には、生まれてきた子供を守ることのできるよう、法律や制度をもっともっと改善してほしい」と考えをまとめました。
個人間での精子取引について、ネットからはさまざまな声が上がっています。
・シングルマザーや女性同士のカップルが精子提供を受けられないって初めて知った。たくさんの人の「子供がほしい」という気持ちを尊重してほしい。
・ファーストサマーウイカさんがいうように、生まれてきた子供を守るための法律や制度を作ることは本当に重要だと思う。
・まずは不妊治療の保険適用と、精子提供を受けられる対象の制限を変えていくことが重要ですね。個人間で取引をしている多くが「本当は医療機関でちゃんとした精子提供を受けたい」と思っているはずですから。
人にはそれぞれ事情がありますが、「子供がほしい」と望むすべての人が『リスクの少ない出産』を選択できる環境になってほしいものです。
また、親にどんな事情があっても生まれてきた子供を守れるよう、法律や制度が改善されていくことを祈ります。
[文・構成/grape編集部]