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中川翔子「そっとしておいて」 壮絶なストーカー被害を告白、内容に心配の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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2021年3月5日、タレントの中川翔子さんがYouTubeチャンネルを更新。長年悩まされてきた、『ストーカー被害』について告白しました。

2018年、中川さんをつきまとったとして、ある男性がストーカー規制法違反の疑いで逮捕。

しかし、この事件以外にもストーカー被害は何度も発生しており、そのたびに引っ越しを余儀なくさせられたといいます。

中川翔子「もう、つらくてどうにかなりそうだった」

動画によると、中川さんの行きつけの店へ突然来て、「中川翔子を出せ」「中川翔子と約束してる」「中川翔子と結婚してる」と騒いだり、暴れたりする人がいたそうです。

しかし通報をしても、警察は被害がないと逮捕ができないため、被害を受けてもほとんどが泣き寝入りになってしまうのだとか。

さらに、昔住んでいたマンションでは「エレベーターの中で身体をつかまれ、盗聴・盗撮をされたこともあった」といいます。

急いで引っ越しをせざるを得なくなった中川さんですが、猫を飼える物件がすぐに見つからず、愛猫と半年間も離ればなれで暮らしたことも。当時をこう振り返り、このように述べました。

どうにかなりそうでした。本当につらくて。

生きがいの愛猫とも離ればなれになって。めちゃくちゃ悔しかった。大切な時間やお金は、もう一生取り戻せないんです。

そのゆがんだ行動が、どれほど人の人生をゆがませるか…。

中川翔子の「ヲ」 ーより引用

中川さんは「ストーカーは人を精神的に追い込み、大切な時間も奪うもの」だと、つらい経験を思い返しながら明かしました。

愛猫との時間を奪われ、数回にわたる引っ越しも余儀なくされた中川さん。しかし、加害者を簡単に逮捕することはできず、泣き寝入りになってしまう現実は、本当に苦しいものだったでしょう。

そして動画の後半、中川さんはこのように呼びかけています。

みなさん、SNS時代なので、距離感が分からなくなってしまう人が一定数いるみたいなんです。

本当に悩んで本当につらかった。だから、こういう思いはたくさんの人にしてほしくないと思うので、くれぐれも気をつけてほしいです。

今まで、そういう体験がなかったとしても全然あるんですよ。

私もまだすごく怖いです。もう引っ越したくない。

みんながお互いを思いやって、安全に幸せに心から笑顔で暮らせたらいいのに。

これからも私は静かに暮らしたいです。だからそっとしておいてください。

中川翔子の「ヲ」 ーより引用

「SNSの普及で、人との距離感がうまくつかめなくなってしまう人がいる」と持論を展開した上で、これ以上苦しむ人を増やさないために、注意喚起を行った中川さん。

ネット上では、さまざまな声が上がっています。

・悪い人は好きなことをして、被害に遭った人が我慢をするなんて、おかしい。中川さんが1日でも早く安心して過ごせる日が来てほしい…。

・よく、勇気を出して打ち明けてくれたと思います。多くの人にしょこたんの想いが伝わって、苦しむ人が減ってくれたらいいな。

・過去に同じような思いをしたことがあるので、話を聞いていて他人事には感じませんでした。被害者の心の傷はずっと残る。

ストーカー被害を防ぐために

警察庁によると、2020年のストーカー規制法に基づく警告件数は2146件にのぼり、被害者は女性が80%以上を占めるといいます。

少しでも「怪しい」と感じたら、周囲の人に助けを求め、警察へ相談するようにしましょう。

また、『防犯ブザー』や『催涙スプレー』などの、撃退グッズの携帯や、個人情報が記載された書類を捨てる時は、シュレッターにかけるなどの自己防衛策を心がけておくといいかもしれません。


[文・構成/grape編集部]

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出典
【急遽】ストーカー被害についてお話しします。警察庁

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