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地震が起きた時の正しい行動は? 東京消防庁の『注意喚起』が話題に

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

1923年9月1日、東京都や神奈川県を中心に甚大な被害をもたらした、『関東大震災』。

10万人以上の死者・行方不明者を出した痛ましい大災害を忘れないため、毎年9月1日は『防災の日』と定められました。

東京消防庁の斬新な『注意喚起』が話題

2020年9月1日、東京消防庁はTwitterを更新。

人気ゲーム『あつまれどうぶつの森』を使って、地震に対する注意喚起を行いました。

まずは、こちらの動画をご覧ください。

地震に見舞われたキャラクターは、突然の大きな揺れに慌てふためき、自分の身を守ろうとしませんでした。

これでは、地震の揺れで倒れるタンスやテレビなどの下敷きになりかねません。

また、割れた窓や食器などの破片を踏んだ場合には、ケガをしてしまうでしょう。

では、地震が発生した時やその後の正しい行動は、どういったものでしょうか。

地震が起きた場合のポイントとは

東京消防庁は、動画に続いて、次のような投稿を行いました。

イラスト付きの解説やゲーム内の画像で、分かりやすく説明しています。

では、東京消防庁がまとめた『地震 その時10のポイント』の詳細を、改めて確認しておきましょう。

【地震時の行動】

・揺れを感じたり、緊急地震速報を受けた時は、身の安全を最優先に行動する。

・丈夫なテーブルの下や、「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」空間に身を寄せ、揺れがおさまるまで様子を見る。

【高層階(概ね10階以上での注意点)】

・高層階では、揺れが数分続くことがある。

・大きくゆっくりとした揺れにより、家具類が転倒・落下する危険に加え、大きく移動する危険がある。

@Tokyo_Fire_D ーより引用

【地震直後の行動】

・火を使っている時は、揺れがおさまってから、あわてずに火の始末をする。

・出火した時は、落ち着いて消火する。

・屋内で転倒・落下した家具類やガラスの破片などに注意する。

・瓦、窓ガラス、看板などが落ちてくるので外に飛び出さない。

・揺れが収まった時に、避難ができるよう出口を確保する。

・屋外で揺れを感じたら、ブロック塀などには近寄らない。

@Tokyo_Fire_D ーより引用

【地震後の行動】

・地域に大規模な火災の危険がせまり、身の危険を感じたら、一時集合場所や避難場所に避難する。

・沿岸部では、大きな揺れを感じたり、津波警報が出されたら、高台などの安全な場所に素早く避難する。

・ラジオやテレビ、消防署、行政などから正しい情報を得る。

・わが家の安全を確認後、近隣の安否を確認する。

・倒壊家具や転倒家具などの下敷きになった人を近隣で協力し、救出・救護する。

・避難が必要な時には、ブレーカーを切り、ガスの元栓を締めて避難をする。

@Tokyo_Fire_D ーより引用

いざ地震が起きた時に知識がなければ、適切な行動が取れずにケガをしたり、最悪の場合は命を落としたりする可能性があります。

その時々でとるべき行動が異なる場合はありますが、地震が起きる前に必要な知識を入れておくことは、自分はもちろん、大切な家族を守ることにつながるでしょう。

自然災害の怖さや対策をしっかりと認識し、いざという時に適切な行動がとれるよう心がけたいものです。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@Tokyo_Fire_D

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