子供のノドに『魚の骨』が刺さった時の正しい対応 By - grape編集部 公開:2023-06-14 更新:2023-06-14 注意喚起魚 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 水産物が豊富にとれる日本では、普段から魚料理を食べる機会がとても多くあります。 しかし魚を食べる際に気を付けなくてはならないのが、骨です。 ウッカリ飲み込んでしまい、ノドに骨が刺さってしまった経験を持つ人も珍しくはありません。 大人でも慌ててしまう、ノドに骨が刺さるという出来事。それがもし子供だった場合には、大人以上にパニックになってしまうでしょう。 消費者庁は、子供のノドに魚の骨が刺さってしまった時の対応を、ウェブサイトで紹介していました。 もしも魚の骨が刺さったら? 消費者庁は魚の骨が刺さった際の注意点として、次の2つを挙げていました。 ・ご飯を丸飲みさせない魚の骨がより深く刺さってしまうおそれがあります。深く入り込んだ場合、医療機関でも簡単に取り除くことが難しくなります。 ・無理して取ろうとせずに、耳鼻咽喉科を受診見えているからと言ってピンセットなどで取ろうとすると、口の中を傷つけてしまうことも考えられるため、無理せずに耳鼻咽喉科を受診しましょう。 消費者庁 ーより引用 よく耳にする『魚の骨が刺さったら、ご飯を丸飲みする』という話は、危険なので絶対にやらないようにしましょう。 また、消費者庁によると、ノドに刺さった魚の骨は、自然に抜けることもあるそうです。 しかし刺さったまま抜けずに、症状が悪化することもあるため注意が必要とのこと。 勝手な判断で「大丈夫だ」と安心せずに、なるべくなら耳鼻咽喉科を受診するのがいいようです。 魚の骨が刺さったことによる事故 過去には幼い子供のノドにブリの骨が刺さってしまい、全身麻酔での摘出手術のため3日間入院した事例もあるそうです。 ほかには、全身麻酔と気管切開にてサケの骨を摘出した1歳児の事故も報告されています。 油断をしていると手術にまで発展してしまう可能性がある、魚の骨。 子供たちが安心して魚を食べられるように、あらかじめピンセットなどで骨を取り除くか、ほぐした状態のものを与えるのもオススメです。 子供だけでなく、大人もノドに骨が刺さる可能性はあります。 その際は慌てずに、消費者庁の呼びかけを思い出し、適切な対応を心掛けたいですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 消費者庁 Share Post LINE はてな コメント
水産物が豊富にとれる日本では、普段から魚料理を食べる機会がとても多くあります。
しかし魚を食べる際に気を付けなくてはならないのが、骨です。
ウッカリ飲み込んでしまい、ノドに骨が刺さってしまった経験を持つ人も珍しくはありません。
大人でも慌ててしまう、ノドに骨が刺さるという出来事。それがもし子供だった場合には、大人以上にパニックになってしまうでしょう。
消費者庁は、子供のノドに魚の骨が刺さってしまった時の対応を、ウェブサイトで紹介していました。
もしも魚の骨が刺さったら?
消費者庁は魚の骨が刺さった際の注意点として、次の2つを挙げていました。
よく耳にする『魚の骨が刺さったら、ご飯を丸飲みする』という話は、危険なので絶対にやらないようにしましょう。
また、消費者庁によると、ノドに刺さった魚の骨は、自然に抜けることもあるそうです。
しかし刺さったまま抜けずに、症状が悪化することもあるため注意が必要とのこと。
勝手な判断で「大丈夫だ」と安心せずに、なるべくなら耳鼻咽喉科を受診するのがいいようです。
魚の骨が刺さったことによる事故
過去には幼い子供のノドにブリの骨が刺さってしまい、全身麻酔での摘出手術のため3日間入院した事例もあるそうです。
ほかには、全身麻酔と気管切開にてサケの骨を摘出した1歳児の事故も報告されています。
油断をしていると手術にまで発展してしまう可能性がある、魚の骨。
子供たちが安心して魚を食べられるように、あらかじめピンセットなどで骨を取り除くか、ほぐした状態のものを与えるのもオススメです。
子供だけでなく、大人もノドに骨が刺さる可能性はあります。
その際は慌てずに、消費者庁の呼びかけを思い出し、適切な対応を心掛けたいですね。
[文・構成/grape編集部]