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子供のノドに『魚の骨』が刺さった時の正しい対応

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

水産物が豊富にとれる日本では、普段から魚料理を食べる機会がとても多くあります。

しかし魚を食べる際に気を付けなくてはならないのが、骨です。

ウッカリ飲み込んでしまい、ノドに骨が刺さってしまった経験を持つ人も珍しくはありません。

大人でも慌ててしまう、ノドに骨が刺さるという出来事。それがもし子供だった場合には、大人以上にパニックになってしまうでしょう。

消費者庁は、子供のノドに魚の骨が刺さってしまった時の対応を、ウェブサイトで紹介していました。

もしも魚の骨が刺さったら?

消費者庁は魚の骨が刺さった際の注意点として、次の2つを挙げていました。

・ご飯を丸飲みさせない
魚の骨がより深く刺さってしまうおそれがあります。
深く入り込んだ場合、医療機関でも簡単に取り除くことが難しくなります。

・無理して取ろうとせずに、耳鼻咽喉科を受診
見えているからと言ってピンセットなどで取ろうとすると、口の中を傷つけてしまうことも考えられるため、無理せずに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

消費者庁 ーより引用

よく耳にする『魚の骨が刺さったら、ご飯を丸飲みする』という話は、危険なので絶対にやらないようにしましょう。

また、消費者庁によると、ノドに刺さった魚の骨は、自然に抜けることもあるそうです。

しかし刺さったまま抜けずに、症状が悪化することもあるため注意が必要とのこと。

勝手な判断で「大丈夫だ」と安心せずに、なるべくなら耳鼻咽喉科を受診するのがいいようです。

魚の骨が刺さったことによる事故

過去には幼い子供のノドにブリの骨が刺さってしまい、全身麻酔での摘出手術のため3日間入院した事例もあるそうです。

ほかには、全身麻酔と気管切開にてサケの骨を摘出した1歳児の事故も報告されています。

油断をしていると手術にまで発展してしまう可能性がある、魚の骨。

子供たちが安心して魚を食べられるように、あらかじめピンセットなどで骨を取り除くか、ほぐした状態のものを与えるのもオススメです。

子供だけでなく、大人もノドに骨が刺さる可能性はあります。

その際は慌てずに、消費者庁の呼びかけを思い出し、適切な対応を心掛けたいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
消費者庁

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