「有毒なので注意してください」 よく見る『黄色い花』に「知らなかった…」「公園で見た!」
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※写真はイメージ

行政が『ヒモ付きの水筒』に注意喚起 内容に「ゾクっとした」「考えもしなかった」ストラップ付きの水筒は、重たい水筒でも肩に掛けることで負担が少なくなる優れもの。遠足や長時間の外出にも適しているでしょう。 しかし、ストラップ付きの水筒が原因の事故が起きていることから、行政が注意をうながしています。

貼り出された『注意書き』に反響 内容に「いいアイディア」「目に入ってほしい」早川公(@hayakawa_ko)さんが郵便局のATMで見つけた『注意書き』に注目が集まりました。
春は『芽吹きの時期』。その陽気につられるかのように、多くの生き物や花が姿を見せます。
ぽかぽかとした太陽の日を浴びながら散歩をするだけで、色とりどりの美しい花々が目に入るため、外出がより楽しいですよね。
時には、花に近寄って優しく触れたり、顔を近付けて匂いをかいだりする人もいるでしょう。
春から夏にかけて咲く『カロライナジャスミン』に要注意!
ですが、花々で春を楽しむにあたって、頭の隅にしっかりと入れておきたい情報があります。
視覚や嗅覚で人の心を癒してくれる花の中には、恐ろしい毒性を持っているものも、多く存在するのです。
例えば4~6月頃に、華やかな黄色の、小さな花を見たことはありませんか。
カロライナジャスミン
日本国内の道路脇や遊歩道、公園、家の庭などでよく目にするこの低木は、カロライナジャスミンといいます。
とても身近な植物ですが、実は全部位に毒性を持っており、誤食すると強いめまいや痙攣(けいれん)、呼吸麻痺などの中毒症状に襲われてしまうのです。
『ゲルセミシン』などの毒によって心機能障害を引き起こす、カロライナジャスミン。中でも蜜は強い毒性があるため、子供が誤って口にしないよう注意が必要です。
春から夏にかけた開花の時期になると、SNSでもたびたび注意喚起が行われます。しかし、その情報はなかなか広まっていないようです。
・この花、目立つからよく覚えてる!そんな毒があったとは、知らなかった…。
・「きれいな花には毒がある」とは、まさに。見た目は、とてもかわいいのにね。
・近所の公園で見た!子供は花の蜜を吸いたがるから、気を付けないと。
遊歩道に咲くカロライナジャスミン
なお、名前に『ジャスミン』と付いていますが、紛らわしくもモクセイ科ソケイ属のジャスミンとはまったくの別物。
厚生労働省によると、過去にはジャスミンのようにお茶に加工して飲んでしまい、複数名が中毒症状に襲われた事例があるそうです。
触れたり、観賞したりするぶんには問題ありませんが、少量でも有毒であるため、特に子供やペットには注意を払ったほうがいいでしょう。
[文・構成/grape編集部]