ユニ・チャーム『顔がみえマスク』 聴覚障がい者の口元読み取りを助ける透明設計
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新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行によって、マスクは私たちの生活により重要な物となりました。
これまでは主にインフルエンザが流行する冬や、花粉が飛ぶ春に使用されていましたが、飛沫感染を防ぐため1年を通して着用している人がほとんどです。
しかしマスクを着用していると、いろいろと不便なことも。『ニュー・ノーマル』の生活に慣れるには、まだ時間がかかるでしょう。
ユニ・チャームの、障がい者にも優しい『顔が見えるマスク』に反響
2021年4月27日、衛生用品メーカーであるユニ・チャーム株式会社が、画期的なマスクの受注販売を開始しました。
マスクを着用していても口元や顔の表情が視認できる『unicharm 顔がみえマスク』です。
口元の部分が透ける素材になっているため、着用している人の表情や口の動きが相手に見える仕組みになっています。
聴覚障がい者が抱えていたマスク生活の困難
マスクの問題点として、顔の下半分が隠れてしまうこと。
表情が見えづらいだけでなく、口の動きからも言葉を読み取る聴覚障がい者は日常生活に支障をきたしていたのです。
会話の際に相手の口元を読むことで言葉を補っている人にとって、マスク着用が当たり前になった社会は、コミュニケーションの難易度が大きく上がっていたといえます。手話通訳や筆談だけでは対応しきれない場面も多く、日常的なやり取りへの影響は小さくなかったようです。
この『顔がみえマスク』は、マスク生活によってコミュニケーションが困難になっている聴覚障がいがある人や、言語障がいのある人などのため、開発されました。
くもり止め加工と繰り返し使える設計が特徴
同製品は鼻や顎をしっかりカバーし、隙間を極力なくす設計に。また、くもり止め加工の透明フィルムが使用されています。
透明フィルム部分は呼気による白濁が起きにくい加工が施されており、屋内外を問わず口元の視認性を保てる点が大きな強みです。従来の透明マウスガードでは曇りが気になるケースもありましたが、この点への対策が講じられています。
マウスガードは飛沫の抑制に不安を残していましたが、『顔がみえマスク』はしっかりと飛沫感染を防ぐことができるようです。
また、水で手洗いすることができるため、何度も繰り返し使うことができます。
繰り返し使用できる点は経済的なメリットもありますが、洗い方や保管方法によっては透明フィルム部分に傷がつく恐れがあるため、取り扱いは丁寧に行うのがおすすめです。また、男女兼用の普通サイズ1種類のみの展開のため、顔の小さい人や大きい人はフィット感を事前に確認しておくとよいでしょう。
『顔がみえマスク』はネットでまたたく間に話題となり、多くの人から「聴覚障害があるので助かる!」「素晴らしいアイディア」といった声が上がっています。
コロナウイルスが流行して早1年。この画期的なマスクによって、多くの人が安心してコミュニケーションを取れるようになるでしょう。
【unicharm 顔がみえマスク】
発売日:2021年4月27日より受注を開始し、同年5月28日より発送を開始
販売方法:ユニ・チャーム ダイレクトショップで受注販売
サイズ:男女兼用普通サイズ
内容量:1枚
価格:1480円(税込)
[文・構成/grape編集部]