身体が不自由な娘のために…ひとりのママが、お店に革命を起こした!
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アメリカのアラバマ州に住む、ドリュー・アン・ロングさん。娘のキャロラインちゃんは足が不自由なため、車いすを使っています。
二人で買い物をする時、ドリューさんには大きな悩みがありました。
それは…。
買い物をしている時、ショッピングカートと車いすの二つを押さなくてはいけないこと!
成長し、普通のショッピングカートの椅子が小さくなってしまったキャロラインちゃん。二人で買い物を楽しむには、車いすとカートを同時に押さなくてはならないのです。
ドリューさんは、娘と快適な買い物ができる方法はないかと模索していました。そして、ある日こんなアイディアを思いついたのです。
「身体が不自由な人でも乗れる、ショッピングカートを作ろう!」
娘のために考えた『キャロラインズカート』
彼女が考えたのは、ショッピングカート型の車いす。娘の名前から『キャロラインズカート』と名付けました。
従来のショッピングカートに形は似ていますが、いたる所に工夫が組み込まれています。
まず、しっかりとした5点式のハーネスがついています。これなら、小さな子どもでも安心ですね。
座る部分が大きいため、大人だって乗ることができるんです!これなら、使える年齢層も幅広いですね。
この他にも、『キャロラインズカート』には工夫が盛りだくさん詰め込まれています。
ドリューさんのこだわりが伝わってくる、素晴らしいカートですね!これなら、体に不自由があっても快適に買い物を楽しめそうです。
娘と一緒に、楽しく買い物ができるようになったドリューさん。しかし、彼女はこの幸せを多くの人に届けたいと思うようになったのです。
特許をとり、世界の体が不自由な人たちへ届けたい!
このショッピングカートをたくさんの人に使ってもらいたいと思ったドリューさんは『キャロラインズカート社』を創立。カートの特許を取り、販売に踏み切ったのです!
発売から8年経ったある日、ついに大手スーパーマーケットでの導入が決定!これには、ドリューさんも両手を上げて大喜びです!
現在は、大手チェーン店を中心に続々と導入されている『キャロラインズカート』。好評ゆえ、世界各国から問い合わせのメールを受けているようです。
まだ日本での設置店はありませんが、近いうちに日本でも見かけることがあるかもしれませんね。