車いすから立ち上がった人を見て、若者が発した言葉に驚愕 「酷すぎる」「理解して」
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※写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
車いすユーザーのニッパー(@goodsmon0805)さんが、街で目にした出来事をTwitterに投稿。
ある日の外出中、投稿者さんは電動車いすに乗っている人を目にしたといいます。
しかし、その人が電動車いすから立ち上がり、歩き始めたのを見て、近くにいた若者2人はこういったのです。
※写真はイメージ
「歩けるなら、車いすに乗るなよ」
「こんなのばっかだったら、日本はダメだな」
若者たちは「車いすを使っている人は歩くことができない」と思い込んでいる様子。そのため、歩き出した車いすユーザーを見て、障がい者のフリをしていると思ったのでしょう。
ですが、車いすを使うのは歩行が『困難』な人であり、中には頑張れば歩くことができる人も存在します。
一連の流れを見ていた投稿者さんは、1人の車いすユーザーとして悲しい気持ちになったといいます。
こういった勘違いは歩行障がいだけでなく、視覚障がいでも珍しくないといいます。白杖を使っているのは、完全に視力を失った人だけではありません。
投稿は拡散され、多くの人から若者の言動に驚く声が上がりました。また、歩行障がいや視覚障がいを持つ人からは共感の声が寄せられています。
・こういう偏見があると、歩くことができる車いすユーザーが外で立つ練習をしづらくなってしまいますよね…。
・高齢になる自分の母親は、歩行障がいじゃなくても車いすを使ってます。すぐにヘトヘトになってしまうので。
・その若者たちには「車いすはまったく歩けない人が乗る物。それ以外はズル」という認識があるんでしょうか。
・自分も少しは歩けるけれど、杖だとすぐに転ぶので車いすです。理解してほしいですね…。
ひと言で『障がい』といっても、症状や度合いは人それぞれ異なります。
一人ひとりが理解を深め、相手の立場になって物ごとを考えられる人間になりたいですね。
[文・構成/grape編集部]