「声をかけたくても車いすでは行けない」 店の駐車場にあった貼り紙に言葉を失う
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- 出典
- @HIOKIYUKI
『車いすモデル』として活躍している日置有紀(@HIOKIYUKI)さん。
初めて行った店で、ある衝撃の貼り紙を見つけました。
多くの場合、身体障害者用駐車場には「ここは車いす利用者の駐車スペースです」などと書かれた貼り紙が貼ってあります。
しかし、日置さんが行った店ではこのように書かれていました。
当店の駐車場は斜面になっているため、買い物カート・車いすなどが通り抜けできないようになっています。(事故防止のため)
車いすをご利用のお客さまは、おそれいりますが当店従業員までお声掛けください。 ご不便をおかけいたしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
(屋上駐車場にも身障者用の駐車スペースがございます)
斜面になっているため、手を離せば買い物カートは勝手に動いてしまい危険です。
もしかすると、以前に買い物カートの事故などがあったのかもしれません。
しかし、店員に声をかけようとしても問題がありました。店までの道はこのようになっていたのです。
カートを外に出さないようにするためか、ポールがあって車いすが通れる隙間はありません。
さらに段差もあり、車いす利用者は1人で店の従業員に声をかけることさえできないのです。
日置さんは、周囲を見渡しましたが従業員はおらず、大きな声で叫んでも入口まで遠いため声が届かないといいます。
また、インターホンや店の電話番号の記載もないためどうすることもできなかったそうです。
日置さんは、ポールを移動できるか試してみますが、びくともしなかったとのこと。車椅子から降りて、車椅子を折り畳んでから通ろうとしましたが、それすらもできなかったといいます。
・これはひどい…。せめて呼び出しボタンは欲しいですね。
・配慮はしているようだけど、車いすの人が付き添いの人といること前提の話になっている。
・これは困っちゃうな…。でも正直、難しいところではあるよね。
車いすの利用者に必ず付き添いの人がいるとは限りません。
誰もが利用しやすい街づくりが広がることを願います。
[文・構成/grape編集部]