「全国の親御さんに伝えたい」 この多目的トイレの『気になる部分』分かりますか
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
- 出典
- @Terayan0103
脳梗塞で片麻痺になり、外出する際は車いすを利用しているRatchi(@Terayan0103)さんのお母さん。
「車いすで入店できる店か」「多目的トイレはあるか」「段差はないか」といった理由で、外出するのをおっくうに感じているといいます。
「お母さんに、もっと出かけてもらいたい」
そう思った娘さんは、多くの人が情報を共有できるバリアフリーマップのアプリ『WheeLog!』のイベントに参加することにしました。
このイベントは、「実際に車いすを使用して街歩きを楽しみながら、新しいバリアフリースポットとバリアスポットをアプリに登録しよう!」というもの。
「車いすを使ってみることで、お母さんの気持ちを知ることができたら」…そう思いながら、娘さんは車いすでいろいろな場所を巡りました。そして、多くの気付きを得たといいます。
全国の親御さんに知ってほしい、『多目的トイレ』のこと
車いすで多目的トイレを訪れた娘さんは、『あること』に気付きました。
多目的トイレには、子連れの親御さん用のオムツ交換台が設置されています。また、省スペースを目的として、折り畳み式のものがほとんどです。
多目的トイレのオムツ交換台を戻そうとした娘さんは、ハッとしました。オムツ交換台の位置が高いため、ほんの少しの動作がとても大変だということに気付いたのです。
「多目的トイレのオムツ交換台は、使ったら必ず元に戻してほしいです」
この経験を元に、娘さんはTwitterでそう呼びかけました。
もちろん元に戻さない人に悪気があるわけではなく、中には「次に使う親御さんのため」「つい忘れてしまった」といった理由の人もいることでしょう。
ですが、オムツ交換台を元に戻さないことで、身体に障がいのある人はトイレを使う前にひと苦労することになってしまいます。
同意の声が相次ぐ
投稿はまたたく間に拡散され、多くの人からいろいろなコメントが寄せられています。
・使った後は戻すのが常識では?戻さない人がいることに驚きました。
・車いす利用者も使えるよう、低めの位置にオムツ交換台があればいいのにね。
・育児を始めたばかりの親御さんは、戻し忘れちゃうこともあるかも。注意したいね。
・自動で元に戻るシステムがあったら、『うっかり』防止になるかも!
多目的トイレを使っている人たちからは「オムツ交換台が戻っていないのをよく目にします」といった声もありました。
今回はオムツ交換台の話ですが、「使った物は元に戻す」というのは何事にも通ずることです。
このトイレを使う多くの人が快適に使えるよう、思いやりの気持ちを持っていきたいですね。
また、投稿者さんが使用したバリアフリーマップのアプリ『WheeLog!』は下記のサイトでダウンロードできます。気になる人は、ご覧になってみてください。
【WheeLog!】
・ウェブサイト
・iOS版
・Android版
[文・構成/grape編集部]