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生活保護受給者に差別的発言をしたDaiGo 弟・松丸亮吾の言葉に称賛の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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タレントの松丸亮吾さんが、2021年8月13日にTwitterを更新。

兄であり、『メンタリスト』として活動しているDaiGoさんが、生活保護を受給する人たちに対し否定的な意見を述べたことに、怒りをあらわにしました。

DaiGoの炎上を受け、弟・松丸亮吾は…

問題となったDaiGoさんの発言は、同月7日、自身のYouTubeチャンネルでライブ配信された動画内でのもの。

視聴者から寄せられた、「親から、『やることすべてを間違えている』と否定されトラウマになっている。どうしたら克服できるか」という質問への回答でした。

DaiGoさんは「言い訳にまみれた何もしない人生があってもいいと思う。日本だったら生活保護をもらえて生きていけるんで」と話しています。

経済的に困窮した人に対し、国や自治体から最低限度の生活を保障する制度である生活保護への持論を展開したDaiGoさん。

生活保護について、否定的な意見を述べています。

「僕は、生活保護の人にお金を払うため税金を納めているわけじゃない。生活保護の人たちを食わせるお金があるんだったら、猫を救ってほしいと思うんで」

続いて、猫とホームレスの人たちを比べ、次のようにも話しました。

「生活保護の人が生きていても、僕は得をしない」

「猫が道端でのびてたらかわいいけど、ホームレスのおっさんがのびてると、『なんでこいつ我が物顔で段ボールひいて寝るんだろうな』と思うもんね」

「自分にとって必要のない命は僕にとって軽い。ホームレスの命はどうでもいいんで」

DaiGoさんは「今日は辛口モードだから」と述べましたが、生活保護に関する発言に、多くの人から批判を浴びています。

兄の発言を怒る松丸亮吾

松丸さんは、兄であるDaiGoさんの発言に「人の命を軽く見る発言は絶対に許せない」と持論を展開。

続けて、「今回ばかりは兄がおかしい。ごめんね」と、兄の騒動を謝罪しました。

生活保護の受給者や、ホームレスの人たちを差別するような発言をした兄への言葉をつづった松丸さんに、称賛の声が上がっています。

・軌道修正してくれる存在がいてくれてよかったなぁと思います。素敵な兄弟関係ですね。

・亮吾さんの言葉を聞けて、少し安心できました。

・いくら大好きなお兄さんが相手でも、ダメなものはダメというのが本当の優しさですね。

厚生労働省が2021年8月4日に発表した、生活保護に関する『被保護者調査』によると、同年5月時点での受給者数はおよそ204万人

前年の同月と比較すると1万7692人減りましたが、100人に1人の割合で、生活保護を受給しています。

また、統計局が同年7月30日に公表した『労働力調査』によれば、同年6月時点での完全失業者数は206万人でした。

前年の同月と比べ、11万人増加しているとのこと。

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、社会全体での自粛や景気後退が影響しているものと考えられます。

誰もが経済的に苦しむ可能性がある世の中だからこそ、多くの人が貧困問題や社会福祉について今一度考える必要があるのではないでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@ryogomatsumaru厚生労働省統計局

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