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【考察】高橋一生の顔まで違う!?一人二役の演技力に脱帽 時系列で整理したら…『リボーン』第1話

By - 渡辺裕子  公開:  更新:

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『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する高橋一生さんと中村アンさんが写る場面写真

渡辺裕子

テレビが大好きなイラストレーター。 SNSを中心に、注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。 『しあわせな結婚』『ザ・ロイヤルファミリー』などのレビューを執筆。 …続きを読む

SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、イラストレーターの渡辺裕子(@satohi11)さん。

2026年4月スタートのテレビドラマ『リボーン ~最後のヒーロー~』(テレビ朝日系)の見どころを連載していきます。以下、ネタバレが含まれます。

渡辺裕子さんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。

『FOR THE PEOPLE』という理念を掲げるIT企業『NEOXIS』。

社長の根尾光誠(高橋一生)は、起業からわずか7年で都心に自社ビル『ネオシスタワー』を建て、2026年には銀行を買収するほどのビジネス手腕の持ち主だが、その冷淡で強引な仕事ぶりで、敵を作り続けている。

ある日、根尾は広大な土地を得るために、寂れた『あかり商店街』の人々を立ち退かせるように部下に命じたが、その結果悲劇が起こる。

世間から強い非難を浴びて部下たちは会社を離れていき、孤立した根尾は、訪れた神社の階段で何者かに突き落とされて転落死…したかと思ったが生き返る。

それも、あかり商店街のクリーニング店の店主・野本英治(小日向文世)の息子、野本英人(高橋一生)として、2012年に…。

高橋一生の一人二役がすごかった

「実現か、退職か……。どっちが楽しいですか?選んでください」と、無理な要求を部下に言い放つ、狂気すら感じる光誠の微笑み。

「すげえうまいんだよこれ」と、池谷更紗(中村アン)に芋けんぴをくわえたまま笑いかける英人。

同じ顔の人が笑顔を見せているのに、まるで別人。

高橋一生さんの演技力については、あらためて書くまでもなく誰でもそのすばらしさを知っているとは思うのだが、このドラマでの『根尾光誠』『野本英人』の演じ分けを見たら、やっぱり書かずにはいられない。

高橋一生さん、すごすぎる。

光誠と英人は笑顔だけでなく、歩き方も違う。

光誠はすっと背筋を伸ばして前を見据え、すれ違う相手が自分のために道を開けるのが当たり前だと思っている歩き方をする。

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する高橋一生さんと小日向文世さんが写る場面写真

英人は、病み上がりのせいもあるだろうが、猫背でふらふらと左右に揺れながら歩き、何もないところでつまづいてしまう。

そして顔の作りまでも、光誠と英人とでは違っているように見える。

光誠は顔のパーツが中心に寄り気味で、目尻がきゅっとシャープに上がっている。

一方英人は、目尻は下がって、顔の幅もふにゃっと横に伸びている。もしかして高橋一生さんは、演技で顔の骨格まで変えられるのだろうか…。

それにしても商店街の池谷金平(柳沢慎吾)が亡くなってしまう展開にはびっくりした。

借金を抱えてヘビーな状況ではあったが、あまりに早い「あばよ!」だなと、つい思ってしまった。

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する柳沢慎吾さんが写る場面写真

彼の葬儀では光誠を見た人々が「英人にそっくり」と囁いているが、金平の娘・更紗は光誠を前にしても驚くことはなく、ただ怒りをあらわにして香典を受け取らず叩きつける。

英人を深く知っている人には、光誠と英人はちょっと似ているところもあるが完全に別人、という感じなのだろうか。

それはまさに、このドラマを見ている視聴者が「光誠と英人は同じ顔だけど違う人だ」と感じるのと同じなので、それを体現している高橋一生さんがやはりすごいと再認識した。

たくさんの謎が残る第1話

しかし、たくさんの謎が提示された第1話だった。

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する高橋一生さんが写る場面写真

『リボーン』の謎1 オリジナルの光誠

時間と世界が複雑にからまっていたので、メモしながら見ていたのだが、英人に転生した光誠の顔に飛んできた新聞の日付は、2012年12月27日。

光誠が『NEOXIS』を起業して7年後に行われた、自社ビルの落成式が2019年。

つまり2012年の年末には、すでに光誠は友野達樹(鈴鹿央士)と『NEOXIS』を立ち上げているはず。

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する鈴鹿央士さんが写る場面写真

光誠が英人となったこちらの世界のどこかに、オリジナルの光誠はいるのだろうか。

2026年には寂れきって、シャッター商店街となっていたあかり商店街。

しかし2012年にビジネスの才能がある光誠が英人として転生したら、そのまま寂れていくのを見過ごさない気がする。

彼の働きで商店街が発展したら、将来の立ち退き工作は行われないのでは。

だとしたら、光誠があの神社に行っても、誰かに突き落とされるようなことにはならないかもしれない。

そうなったら、2026年の光誠が2012年の英人に転生しないことになるのか…。

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する高橋一生さんと中村アンさんが写る場面写真

『リボーン』の謎2 秘書の英梨

そして気になるのが、あかり商店街の悲劇のあとで『NEOXIS』を辞めた、秘書の英梨(横田真悠)。

公式サイトの相関図には名字なしの『英梨』となっていて、光誠もずっと「英梨ちゃん」と呼びかけているのだが、人物紹介で一度だけ画面に『NEOXIS秘書 野本英梨』とフルネームが出た。

早々に物語から消えたかのように見える、英人と同じ姓を持つ彼女。実は物語のキーパーソンなのでは。

光誠を階段で押した人物の手は若い女性のもののように見えたのだが、あれはもしかして英梨なのか。あるいは、光誠を恨んでいた更紗なのか。

光誠が英人に転生したことで、彼女たちの人生も大きく変わるのだろうか。

『リボーン』の謎3 根尾光誠

もうひとつ気になるのが、光誠という人物のこと。

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する高橋一生さんが写る場面写真

「AKBが全盛期の2012年にタイムスリップ」「アニメによくある転生」といろいろ思いつく光誠は、冷徹な社長になるまでは、アイドルもアニメも大好きなごく普通の若者だったのではないだろうか。

好きだったものを忘れてしまった光誠が、本当の自分の人生を取り戻していく、優しいドラマになる予感もする。

来週の光誠あるいは英人の転生先の人生も、楽しみだ。

『リボーン ~最後のヒーロー~』はTVerで配信中

『リボーン』は、放送終了後から動画配信サービス『TVer』で配信中。

第1話はこちらからご覧になれます。


[文/渡辺裕子 構成/grape編集部]

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