破裂したかと思ったら? 冷えたペットボトルが大きな音を立てるワケ
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冷蔵庫で冷やしたペットボトルをしばらく常温に置いてからキャップを開けた時、『バンッ』と大きな音が鳴ったことはありませんか。
大きな音が部屋に響くことはもちろんですが、ペットボトルから破裂したような音が出ると、焦ったり不安になったりするでしょう。
本記事では、冷やしてから常温に戻したペットボトルを開けるとなぜ音が鳴るのかを紹介します。
ペットボトルの大きな音は、温度と体積の変化が関係
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冷やしてから常温に戻したペットボトルを開けると『バンッ』と音が鳴る理由は、ペットボトル内の温度変化と、それにともなう空気の体積の変化によるものです。
温度が上がると空気の体積が増え、温度が下がると減ります。
清涼飲料や酒類を製造、販売するサントリーホールディングス株式会社のウェブサイトでは、体積が変わることで音が鳴る理由を次のように解説しています。
この現象は『空気の体積』が大きく関係するので、中の空気量が多い、『中身が少ない2ℓ容器』だと特に起こりやすいそうです。
冷えたペットボトルを常温に置かないようにするか、冷蔵庫から出した場合はキャップを開けて空気を入れておくと、大きな音が鳴るのを抑えられます。
何も知らずに音だけ聞くと飲んでいいのか不安になりますが、飲料や容器の劣化ではないので安心して飲みましょう。
ペットボトルの冷凍には注意しよう
猛暑日などは、冷蔵庫で冷やした物よりもっと冷たい物が飲みたくなるでしょう。
買ってきたペットボトルを冷凍庫に入れれば数時間後には凍りますが、ペットボトルの種類によっては容器が変形したり、破損したりするかもしれません。
現在、ペットボトルには冷凍できるタイプと、冷凍できないタイプの2つがあります。
キャップの上部に『冷凍できます』『冷凍PET』と書かれたペットボトルは冷凍できますが、記載のないペットボトルは冷凍できません。
飲み物を冷凍したい場合は、必ずキャップ部分を確認してくださいね。
[文・構成/grape編集部]