アイロンの当て布の代用品は?タオルでの代用が推奨されない理由も解説
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アイロンをかける際、シルクやレーヨン、カシミヤなどの熱や摩擦に弱い素材が使われている製品では、当て布の使用が推奨されています。
しかし、当て布を持っていない人や、より身近なもので代用したいと考える人もいるでしょう。実は、家庭にあるものでも、アイロンの当て布の代用として活用できるのだとか。
本記事では、アイロンの当て布の代用品や当て布が必要かどうか見分ける方法、当て布に適した素材について解説します。適切な代用品を選び、アイロンの熱から衣服類を守りましょう。
アイロンの当て布の代用品
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アイロンの当て布は、以下のような製品で代用できるでしょう。1つずつ紹介します。
ハンカチ、てぬぐい
アイロン専用の当て布がない場合は、ハンカチやてぬぐいでも代用できるようです。
ただし、いくつか注意が必要です。
まず、高温でアイロンをかけると色落ちする可能性があるため、白や淡い色のものを選ぶようにしましょう。また、アイロンの熱で焦げてしまうこともあるので、お気に入りのものを使うのは避けたほうが安心です。
代用する場合は、必ず清潔なものを使いましょう。
クッキングシート
オーブンやフライパンに敷くクッキングシートは、料理以外にもアイロンの当て布の代用として活用できるといわれています。
一般的に料理の際に使用されますが、製品の耐熱温度以下であれば、アイロンの当て布として使っても、破れたり溶けたりする心配はないようです。
また、クッキングシートは薄く透けるため、衣類が見えやすくなり、シワも伸ばしやすいでしょう。
当て布の代用にタオルをおすすめしない理由
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アイロンの当て布にタオルを使用することは、あまりおすすめされていません。
タオルは表面に凹凸が存在するため、熱が伝わりにくいとされています。
使い古したタオルでも代用は可能ですが、色落ちの心配がない色のハンカチやクッキングシートを使うほうがよいでしょう。
アイロンの当て布におすすめの素材
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アイロンの当て布にはどのような素材のものを選べばよいのでしょうか。ここでは、代表的な2つを紹介します。
コットン
当て布として多くの家庭で使用されている素材の1つがコットンです。
コットンは耐熱性と耐久性に優れるほか、吸水性も高いとされています。通常のアイロンだけではなくスチームアイロンにも使えるでしょう。
注意点として、コットンは高温になった場合に色が落ちる恐れがあるようです。そのため、使用する際は色の薄いものか白色のものを使用してください。
メッシュ
コットンのほかには、メッシュ素材もアイロンの当て布に適しているようです。
メッシュ素材は通気性がよく、アイロンの熱も衣服に伝わりやすいとされ、アイロンがしっかりと掛かるとされています。また、細かい穴を通して衣服の状態が見えやすいため、狙った場所にアイロンを当てやすいでしょう。
アイロンの当て布が必要なものとそうでないものの見分け方
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アイロンの当て布が必要かどうかは、素材と洗濯表示によって見分けられるとされています。
素材
以下に当て布が必要な素材とその特徴をまとめました。
当て布をするデメリットは特にないようです。素材の関係で当て布が必要かどうか迷った際には、当て布を使用しましょう。
洗濯表示
アイロンする際に当て布が必要かどうか知りたい場合は、洗濯表示も確認してください。
以前まで、当て布が必要な場合はアイロンマークの下に波線が表示されていましたが、新洗濯表示では波線が『当て布使用』などの文章で記載されるように変わっているようです。
消費者庁の資料を参考にまとめた、そのほかのアイロンに関する洗濯表示は、次の通りです。
洗濯表示は2016年の12月に改正されたため、表示を見る際は間違えないように注意しましょう。
アイロンの当て布の代用品にはハンカチやクッキングシートを活用しよう
ここまで、アイロンの当て布が必要なものや当て布に適した素材、当て布の代用品について解説しました。
ハンカチやてぬぐい、クッキングシートを当て布として代用できるようです。
アイロンは高温かつ強い摩擦が起こりやすいとされており、シルクやレーヨン、ナイロンなどの熱に弱いとされる素材の製品の場合には、当て布をするとよいでしょう。
当て布や代用品を活用し、大事な衣服類がアイロンで傷つかないように配慮してみてください。
※この記事は、一部消費者庁のウェブサイトを参照しています。
[文・構成/grape編集部]