空き巣が狙いづらい家とは? 意外と知らない『侵入経路』と防犯のコツ 提供:株式会社LIXIL By - grape編集部 公開:2026-03-19 更新:2026-03-19 注意喚起犯罪防犯 Share Post LINE はてな ※写真はイメージ 空き巣や強盗事件が後を絶たず、頻繁に報じられている昨今。 ニュースを見ながら「うちはちゃんと鍵をかけているし、大丈夫」と思っていませんか。 では、1つ質問です。犯人に最も狙われやすい侵入経路はどこでしょう。 もしかしたら、あなたは自宅の『弱点』を見落としているかもしれません。 住まいの防犯、大丈夫? 多くの人が見落としがちなポイント 昨今のニュースをきっかけに、防犯について改めて考えているという人は少なくないでしょう。 しかし、防犯知識には年齢によって差がある可能性も見えてきました。 防犯知識に差? 調査で見えた『年齢の壁』とは 住宅設備機器建材メーカーの、株式会社LIXIL(以下、LIXIL)が自宅の防犯意識や知識を診断する『おうち防犯チェック』を実施。 この調査で、正答率9割以上を『おうち防犯名人』と定義したところ…60代以上では、50代以下と比べて『おうち防犯名人』の割合が約半分にとどまることが分かりました。 提供:株式会社LIXIL クリックすると画像を拡大します 調査の結果から、住まいの防犯にはいわば『60代の壁』ともいえる知識ギャップが存在することがうかがえます。 年齢を重ねるほど経験も豊富で、防犯意識も高そうに思えますが、実際には防犯知識のアップデートが十分とは言い切れない可能性があるようです。 多くの人が誤解していた『侵入経路』 60代以上の回答者の中で、特に誤答が多かったのが、犯人の侵入経路に関する設問でした。 『戸建て住宅で最も多い侵入経路』と聞くと、玄関やベランダを思い浮かべる人も多いかもしれません。 しかし実際には、掃き出し窓から侵入されるケースが多いのだとか。 庭や裏手など、人目につきにくい場所に設けられていることが多く、狙われやすいポイントの1つだといいます。 ※写真はイメージ 防犯理解のギャップがある中、シニア層を狙った事件も少なくありません。 なかでも、在宅中に侵入されるケースや、いわゆる『闇バイト』による凶悪事件が社会問題になっています。 家に人がいると分かっていても、リスクを承知で侵入し、強引に犯行に及ぶことがあるそうです。 もし、侵入してきた犯人と鉢合わせたら…考えただけでもゾッとするでしょう。 ※写真はイメージ こうした実態について、防犯対策専門家の京師美佳さんは次のように話します。 京師さん 侵入の被害は60代以上の割合が高く、体力面や在宅時間の長さなどから犯罪者に狙われやすい傾向があります。 本来は最も防犯知識が必要な世代ですが、調査の結果からは十分に情報が届いていない実態が見えてきました。 京師さんいわく、60代以上は被害リスクが高い層。それにもかかわらず、防犯理解が十分に広がっていないとすれば、見過ごせない課題でしょう。 京師さんは続けて、住まいの防犯対策についても呼びかけました。 京師さん 特に窓など住宅の弱点への理解が重要で、ご家族で実家の防犯を見直すことがこれからの防犯対策では大切です。 今狙われているのは、郊外や地方の『普通の住宅』。 どの家庭でも、防犯対策を考える必要がある時代になっています。 防犯対策の見直しが必要なのは、自宅だけではないかもしれません。 離れて暮らす実家の防犯対策についても、一度確認しておくと安心でしょう。 防犯のカギは『音・光・時間・人の目』 京師さんによると、住まいの防犯環境を考えるうえで重要なのが、『音』『光』『時間』『人の目』という4つの視点だといいます。 警察庁※1によれば、侵入に5分以上かかると約7割の犯人は犯行を諦めるとのこと。つまり、侵入に時間をかけさせることが抑止につながるのです。 『防犯の4つの視点』を意識することで、より根本的な防犯対策となり、侵入しにくい環境づくりにつながるとされています。 例えば、窓にシャッターや格子を設置すると、強引な侵入に高い効果を発揮するでしょう。 一戸建住宅への侵入窃盗のうち、『シャッター破り』による侵入は発生率が約0.02%※2にとどまるというデータもあるのだとか。シャッターの設置は重要な防犯対策の1つといえそうです。 また、内窓の設置も効果的。 LIXILが展開する内窓『インプラス』を設置すると、外窓と内窓の二重ロックにすることができます。 さらに、特殊中間膜の入った『安全合わせガラス』を選べば、こじ破りや打ち破りといった侵入手口に対し、より高い効果が見込めるでしょう。 万が一割れても破片が飛び散りにくいため、防犯だけでなく、地震や台風といった災害時の安心感にもつながりますね。 また、意外かもしれませんが、宅配ポストの設置位置の工夫も防犯につながるといいます。 庭やアプローチの入り口付近に宅配ポストを設置することで、「ここから先は私有地」と、敷地の境界線が明確に。 犯人にとっては『人の目』を意識せざるを得ない環境となり、心理的なハードルを上げる効果が期待できるそうです。 一見、防犯とは関係なさそうに思える設備も、住まい全体で考えれば防犯対策の一環につながるのでしょう。 小手先の対策だけでなく、住まい全体の見直しを ドアや窓に鍵をかける基本的な防犯だけでは、十分とはいい切れない時代になっています。 防犯性を高めるためには、小手先の対策だけでなく、家そのものの防犯性能を見直すという視点も欠かせません。 その選択肢の1つとして、窓や外構などを含めた、住まい全体を見直す『防犯リフォーム』も注目されています。 2026年度には、断熱性能が高い窓の改修に対する国の補助金制度『先進的窓リノベ2026事業』が実施予定。条件※3に合えば、窓のリフォームをお得に行えるそうです。 また、LIXILでは、家族みんなで家の防犯レベルをチェックできる『防犯チェックリスト』も公開中。 まずはチェックを活用して自宅や実家の弱点を把握し、住まい全体の防犯対策を見直してみてはいかがでしょうか。 LIXILのプラス防犯リフォーム ※1 警察庁『住まいる防犯110番』参照 ※2 警察庁『令和3年の犯罪「18 侵入窃盗 発生場所別 侵入口・侵入手段別 認知件数」』 をもとに、LIXILが試算。 ※3 環境省『先進的窓リノベ2026事業』 [文・構成/grapeライフハック編集部] Share Post LINE はてな
空き巣や強盗事件が後を絶たず、頻繁に報じられている昨今。
ニュースを見ながら「うちはちゃんと鍵をかけているし、大丈夫」と思っていませんか。
では、1つ質問です。犯人に最も狙われやすい侵入経路はどこでしょう。
もしかしたら、あなたは自宅の『弱点』を見落としているかもしれません。
住まいの防犯、大丈夫? 多くの人が見落としがちなポイント
昨今のニュースをきっかけに、防犯について改めて考えているという人は少なくないでしょう。
しかし、防犯知識には年齢によって差がある可能性も見えてきました。
防犯知識に差? 調査で見えた『年齢の壁』とは
住宅設備機器建材メーカーの、株式会社LIXIL(以下、LIXIL)が自宅の防犯意識や知識を診断する『おうち防犯チェック』を実施。
この調査で、正答率9割以上を『おうち防犯名人』と定義したところ…60代以上では、50代以下と比べて『おうち防犯名人』の割合が約半分にとどまることが分かりました。
提供:株式会社LIXIL
クリックすると画像を拡大します
調査の結果から、住まいの防犯にはいわば『60代の壁』ともいえる知識ギャップが存在することがうかがえます。
年齢を重ねるほど経験も豊富で、防犯意識も高そうに思えますが、実際には防犯知識のアップデートが十分とは言い切れない可能性があるようです。
多くの人が誤解していた『侵入経路』
60代以上の回答者の中で、特に誤答が多かったのが、犯人の侵入経路に関する設問でした。
『戸建て住宅で最も多い侵入経路』と聞くと、玄関やベランダを思い浮かべる人も多いかもしれません。
しかし実際には、掃き出し窓から侵入されるケースが多いのだとか。
庭や裏手など、人目につきにくい場所に設けられていることが多く、狙われやすいポイントの1つだといいます。
※写真はイメージ
防犯理解のギャップがある中、シニア層を狙った事件も少なくありません。
なかでも、在宅中に侵入されるケースや、いわゆる『闇バイト』による凶悪事件が社会問題になっています。
家に人がいると分かっていても、リスクを承知で侵入し、強引に犯行に及ぶことがあるそうです。
もし、侵入してきた犯人と鉢合わせたら…考えただけでもゾッとするでしょう。
※写真はイメージ
こうした実態について、防犯対策専門家の京師美佳さんは次のように話します。
侵入の被害は60代以上の割合が高く、体力面や在宅時間の長さなどから犯罪者に狙われやすい傾向があります。
本来は最も防犯知識が必要な世代ですが、調査の結果からは十分に情報が届いていない実態が見えてきました。
京師さんいわく、60代以上は被害リスクが高い層。それにもかかわらず、防犯理解が十分に広がっていないとすれば、見過ごせない課題でしょう。
京師さんは続けて、住まいの防犯対策についても呼びかけました。
特に窓など住宅の弱点への理解が重要で、ご家族で実家の防犯を見直すことがこれからの防犯対策では大切です。
今狙われているのは、郊外や地方の『普通の住宅』。
どの家庭でも、防犯対策を考える必要がある時代になっています。
防犯対策の見直しが必要なのは、自宅だけではないかもしれません。
離れて暮らす実家の防犯対策についても、一度確認しておくと安心でしょう。
防犯のカギは『音・光・時間・人の目』
京師さんによると、住まいの防犯環境を考えるうえで重要なのが、『音』『光』『時間』『人の目』という4つの視点だといいます。
警察庁※1によれば、侵入に5分以上かかると約7割の犯人は犯行を諦めるとのこと。つまり、侵入に時間をかけさせることが抑止につながるのです。
『防犯の4つの視点』を意識することで、より根本的な防犯対策となり、侵入しにくい環境づくりにつながるとされています。
例えば、窓にシャッターや格子を設置すると、強引な侵入に高い効果を発揮するでしょう。
一戸建住宅への侵入窃盗のうち、『シャッター破り』による侵入は発生率が約0.02%※2にとどまるというデータもあるのだとか。シャッターの設置は重要な防犯対策の1つといえそうです。
また、内窓の設置も効果的。
LIXILが展開する内窓『インプラス』を設置すると、外窓と内窓の二重ロックにすることができます。
さらに、特殊中間膜の入った『安全合わせガラス』を選べば、こじ破りや打ち破りといった侵入手口に対し、より高い効果が見込めるでしょう。
万が一割れても破片が飛び散りにくいため、防犯だけでなく、地震や台風といった災害時の安心感にもつながりますね。
また、意外かもしれませんが、宅配ポストの設置位置の工夫も防犯につながるといいます。
庭やアプローチの入り口付近に宅配ポストを設置することで、「ここから先は私有地」と、敷地の境界線が明確に。
犯人にとっては『人の目』を意識せざるを得ない環境となり、心理的なハードルを上げる効果が期待できるそうです。
一見、防犯とは関係なさそうに思える設備も、住まい全体で考えれば防犯対策の一環につながるのでしょう。
小手先の対策だけでなく、住まい全体の見直しを
ドアや窓に鍵をかける基本的な防犯だけでは、十分とはいい切れない時代になっています。
防犯性を高めるためには、小手先の対策だけでなく、家そのものの防犯性能を見直すという視点も欠かせません。
その選択肢の1つとして、窓や外構などを含めた、住まい全体を見直す『防犯リフォーム』も注目されています。
2026年度には、断熱性能が高い窓の改修に対する国の補助金制度『先進的窓リノベ2026事業』が実施予定。条件※3に合えば、窓のリフォームをお得に行えるそうです。
また、LIXILでは、家族みんなで家の防犯レベルをチェックできる『防犯チェックリスト』も公開中。
まずはチェックを活用して自宅や実家の弱点を把握し、住まい全体の防犯対策を見直してみてはいかがでしょうか。
LIXILのプラス防犯リフォーム
※1 警察庁『住まいる防犯110番』参照
※2 警察庁『令和3年の犯罪「18 侵入窃盗 発生場所別 侵入口・侵入手段別 認知件数」』 をもとに、LIXILが試算。
※3 環境省『先進的窓リノベ2026事業』
[文・構成/grapeライフハック編集部]