『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』がアニメ映画化! キャスト情報と豪華声優コメントが発表
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漫画雑誌『月刊コミック@バンチ』にて連載されていた漫画『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』。
埼玉県熊谷市にある妻沼滑空場を舞台に、上昇気流(サーマル)のみで飛行する『グライダー』に魅入られた主人公・都留たまきと、彼女が所属するサークル生たちが繰り広げる青春群像劇です。
『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』の映画が、2022年3月に全国公開されることが決まりました。
『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』キャストとコメントが発表
主人公・都留たまきを熱演するのは、映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』で早坂愛を演じた、俳優の堀田真由さんです。
青凪大学体育会航空部のリーダー的存在である倉持潤を演じるのは、アニメ『Fate/GrandOrder』の藤丸立香役や『呪術廻戦』の真人役で有名な、声優の島崎信長さん。
そして、たまきと反目し合いながらも1つ上の先輩としてフォローをしていく空知大介を演じるのは、アニメ『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁役をはじめ、映画『機動戦士ガンダムNT』でヨナ・バシュタ役を演じる、声優の榎木淳弥さんです。
本作の監督は、テレビアニメ『ばらかもん』で原作の忠実な再現と共に登場キャラクターたちの奥深さに幅を持たせるなど、監督として高い評価を得ている橘正紀さんが務めます。
監督や豪華声優陣、原作者からの熱いコメントをご覧ください!
都留たまき役:堀田真由コメント
「いつかは声のお仕事をやってみたい」と思っていたので、オーディションの結果を聞いたときはとにかくうれしかったです。
この作品のテーマにもなっている“綺麗な空の青”をイメージして、オーディションには思いを込めてブルーの洋服を着て挑みました。
島﨑さん、榎木さんはじめ第一線で活躍されている方々とアフレコをご一緒させていただき、毎日が学びの連続でした。初めてのことも多く難しかったですが、皆さんのおかげでとても楽しくお芝居ができました。
私が演じた都留たまきは、コロコロ表情を変える天真爛漫で何事にも一生懸命な女の子。見ていてみんなが笑顔になれるような素敵なヒロインです。そんなたまきのまっすぐな思いに寄り添いながら、精いっぱい演じました。
思わず空を見上げたくなるような、前向きにさせてくれる作品になっています。ぜひ劇場の大きなスクリーンで、『美しい空』を楽しんでいただきたいです!
倉持潤役:島﨑信長コメント
原作も、今作の脚本も面白くて、夢中で一気に読んでしまいました。空への憧れみたいなものって、誰しもが一度は持ったことがあると思うのですが、ここに来て改めて空を飛んでみたくなりましたね。
これまでの自分の価値観を変えてくれるほどの景色を、僕もグライダーの中から感じることができたりするのかなって。
僕が演じた倉持潤は、いつも余裕があって飄々としていて、才能と環境にも恵まれた、完璧超人…かと思いきや、彼は彼で込み入った事情がありまして。重めの事情を抱えた、バックボーンがしっかりしている役どころは大好物なので、非常に楽しく演じさせていただきました。
実際の収録はとっても楽しくて、僕ら自身が、良い作品だな、面白いな、楽しいなって思ったものは、見てくださった皆様にもきっと伝わると信じておりまして。
めちゃくちゃ良い作品なので、ぜひ劇場で、自身の感性に任せてまっすぐ楽しんでみて欲しいです。きっと素敵な何かが、貴方の心に残るはず。
空知大介役:榎木淳弥コメント
原作や今作の脚本を読んで、グライダーというスポーツを通してチームの絆やキャラクターそれぞれの成長が描かれつつ、そこに恋愛も絡んできて爽やかな青春を描いている作品だなと感じました。
自分の大学生だった頃を思い出しながらやろうと思ったんですが、僕はこんなにまぶしい青春を経験していなかったので、難しかったです(笑)。
僕が演じた空知大介は主人公のつるたま(都留たまき)に突っかかっていくことの多いキャラクター。それも憧れの倉持(倉持潤)やグライダーへの情熱からくる反発なので、ツンツンしているけど実は熱い心を持った良い子なんです。
そして、アフレコの段階から今作の舞台となる大空がどのように描かれるのか楽しみでした。皆さ んも是非グライダーの迫力、風景描写を楽しみにしていて下さい!
橘正紀監督コメント
原作を読ませていただき、明るく爽やかなタッチで航空部という一風変わった部活動を描きながらも、何者でもないたまきが回りを巻き込みながら「自分の居場所」を見つけるためにもがく、等身大の物語だなと感じました。
たまきを演じる堀田さんはオーディションの時から、お芝居の指示に対して呑み込みもとても早くて音響監督の山口貴之さん共々満場一致で決まりました。堀田さんならではの明るさでたまきの純朴さや快活さを演じて頂き、こちらの無茶振りにすぐに反応してくれる勘の良さに舌を巻きました。
全力でお芝居に取り組む姿がたまきと重なって、スタッフも声に負けないよう生き生きと描かねばという活力をもらい、作画もとても表情豊かになっています。
映画を見終わった後に、元気になって「前向きに一歩踏み出そう」という気持ちになれるような作品になればいいな映画を見終わった後に、元気になって「前向きに一歩踏み出そう」という気持ちになれるような作品になればいいなとと思っています。
物語の魅力はもちろん、アニメーションだからこその“空を⾶んでいるかのような爽快感や、空の魅力を体感してもらえるように制作に励んでいます。ご期待ください。
原作者:小沢かなコメント
『ブルーサーマル』は、未熟で荒削りなでも当時の自分の全てをかけて描いた宝物です。その大切な世界に、この大変な状況の中橘監督をはじめたくさんの方々が力を合わせて新しい命を吹き込んでいただけることを、本当に幸せに思います。
丁寧に携わってくださっているみなさまそして、これまで読んで支えてきてくださったみなさま、ありがとうございます。
大好きな真っ白いグライダーが、スクリーンの中の青空を駆ける日をたぶん私がいちばん楽しみにしています!どうぞよろしくお願いいたします。
映画『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』は、2022年3月に公開予定です。
2022年の春は、新しい出会いの季節にぴったりな作品を映画館で楽しんでみてはいかがですか。
[文・構成/grape編集部]