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「早すぎる」の声 漫画家・佐伯かよのさん亡くなる

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

漫画家の佐伯かよのさんが、2021年8月29日に肺がんのため亡くなっていたことが分かりました。69歳でした。

夫で同じく漫画家の新谷かおるさんが、ウェブサイトを通じて佐伯さんの死を伝えています。

去る8月29日午後3時35分、
妻佐伯かよのは肺癌のため自宅で永眠いたしました。
69歳でした。
3年前に検査で癌が発見された時には既にステージ4。
身体の各所に転移もあり手術はできないとの事。
家族は呆然となりましたが本人は
「大丈夫、何とかなるわ!!」
と言い切って治療を頑張って行いながら原稿も描いておりました。
しかし今年の3月頃から体調が悪化し、
8月29日 家族に見守られながら息を引き取りました。
良く頑張ったと褒めてやりたいです。
今は静かに妻の冥福を祈りたいと思います。

そしてこれまで妻を応援して下さった沢山の方々に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

新谷かおる公式HP ーより引用

1972年に『世界一幸福な男の話』でデビューした後、『スマッシュ!メグ』や『口紅コンバット』、『燁姫(あきひ)』など数々の人気作を世に送り出してきた佐伯さん。

ステージ4という診断を受けながらもなお、執筆作業に向かい続けた姿からは、心から漫画を愛していた佐伯さんの思いが伝わります。

69歳という早すぎる別れに、ファンからは「もう新しい作品が読めないのは残念」「あまりにも早い」と佐伯さんの死を惜しむ声も。

もう佐伯さんの新しい作品を読むことはかなわないものの、これまでの名作の数々はこれからも世代を超え、多くの読者に希望と勇気を与えていってくれることでしょう。

ご冥福をお祈り申し上げます。


[文・構成/grape編集部]

出典
新谷かおる公式HP

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