副業でYouTubeを始めて成功するためのポイントとは? By - grape編集部 公開:2022-03-14 更新:2022-03-14 YouTube副業 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 働き方改革への取り組みとして、従業員の副業を認める企業が増えています。 YouTuberは、副業を始めようと考える会社員に注目されている職業の1つです。 しかし、YouTubeで成功して収益を得ることは簡単ではありません。 副業でYouTubeを始める時は、成功するためのポイントを知っておきましょう! 当記事では、副業YouTuberと本業を両立させるポイントや、確定申告の必要性などを解説します。 副業でYouTubeを始める場合に知っておくべき注意点にも触れるため、ぜひ参考にしてくださいね! 目次 1. サラリーパーソンの副業にYouTubeが人気!1.1. 好きなことで稼げる1.2. 顔出しせずに稼げる1.3. 本業に役立つスキルが身につく2. 副業YouTuberと本業を両立させるためのポイント4つ3. 副業YouTuberで収益を得ている場合は確定申告が必須3.1. 確定申告の流れ3.2. 確定申告を怠った場合のペナルティ4. 公務員が副業でYouTubeを始める場合は特に注意!5. まとめ サラリーパーソンの副業にYouTubeが人気! ※写真はイメージ 現在、幅広い世代でYouTubeを始める人が増えています。 会社員の副業としてYouTubeが注目されている理由は、以下の3つです。 好きなことで稼げる YouTuberは、自分の趣味や得意分野を生かして稼げる職業です。 経験や考え方を語ったり、ペットのかわいい姿を配信したりなど、アイディア次第で身近な話題でも収入が得られます。 顔出しせずに稼げる ゲーム実況や料理動画などであれば、投稿者の顔出しは必要ありません。 顔出しに抵抗を感じる人も気軽に稼げるため、自分の顔を見られずに稼ぎたい人には適した仕事といえます。 本業に役立つスキルが身につく YouTubeでの配信を通して、編集スキルや広告などの知識が身につきます。 YouTuberで得た知識やスキルを本業に生かしたり、ほかの副業につなげたりすることもできますよ。 副業YouTuberと本業を両立させるためのポイント4つ ※写真はイメージ 副業でYouTubeを始める場合は、本業との両立が求められます。 副業に力を入れすぎると、本業がおろそかになることも。 副業でYouTubeを始める時は、以下のポイントを意識しましょう! 無理は避ける 副業の負担が大きくなると、少なからず本業に影響が出ます。 毎日更新や毎週更新といった配信頻度の固定化は、負担が大きくなるため避けたほうがいいでしょう。 配信回数が多くても、動画の質が低ければ視聴者は離れてしまいます。 継続的に更新する チャンネル登録者数や視聴回数を増やすためには、継続的な更新が求められます。 無理をすることにつながらないよう気を付けつつ、「今月は月に3本動画をアップしよう」など、長く続けることをイメージして取り組みましょう! アウトソーシングを活用する 限られた時間の中で効率よく収益を出したいなら、アウトソーシング(外部委託)の活用も1つの方法です。 動画編集作業の一部を委託すると、作業の効率化やクオリティーの向上につながります。 しかし、アウトソーシングにはコストがかかるため、コストとメリットのバランスを考えながら活用しましょう。 コンプライアンスを遵守する YouTube運営では、コンプライアンス遵守が欠かせません。 動画を投稿する前には、迷惑行為や違法行為が含まれていないかどうか必ず確認しましょう。 また、本業の守秘義務に違反していないかどうか、就業規則の確認などが必要です。 コンプライアンスや守秘義務に違反すると、副業だけでなく本業にも支障が出ます。 副業YouTuberで収益を得ている場合は確定申告が必須 ※写真はイメージ 副業YouTuberで一定以上の所得を得ている人は、確定申告が必須です。 確定申告をしなかった場合、ペナルティを受けることになります。 副業としてYouTuberをしている会社員で、下記に該当する人は確定申告が必要です。 YouTube運営の所得が20万円超である 会社員としての給与収入が2000万円超である 給与収入が2000万円を超える人は年末調整が受けられないため、副業による所得の有無にかかわらず自分で確定申告をしなければなりません。 また、YouTubeの収益に関する税額を正しく知るために、Googleアドセンスで税務情報の提出が必要です。 納税者番号、住所、特別な料率や条件などを入力し、手続きを完了させましょう。 ここでは、確定申告の流れと確定申告を怠った場合のペナルティについて解説します。 確定申告の流れ 確定申告のおおまかな流れは下記の通りです。 必要書類の準備 確定申告書の作成 必要書類を税務署に提出 期日までに所得税を納付 確定申告に向けて、まずは確定申告書、収支内訳書または青色申告決算書、源泉徴収票などを準備します。 確定申告書は、国税庁の『確定申告書等作成コーナー』から作成できます。 確定申告書の提出期限は、原則3月15日までです。提出方法は、窓口持参または時間外収集箱への投函、e-Taxによる電子申告、信書による郵送です。 申告期限をすぎるとペナルティの対象となるため注意しましょう。 所得税が発生する場合は、期日までの納税が必要です。還付がある場合は後日指定口座へ入金されます。 確定申告を怠った場合のペナルティ YouTubeで得た所得が20万円を超えたにもかかわらず、確定申告を行わなかった場合や確定申告後に納税しなかった場合は、下記のペナルティが課せられます。 概要税率 無申告加算税・確定申告を行わなかった場合に課せられる ・本来納めるべき税額×税率で計算 15~20% 延滞税・確定申告後の納税期限をすぎた場合に課せられる ・納税期限から納付までの日数×税率で計算 年7.3~14.6% 重加算税・悪質な無申告であると判断された場合に課せられる ・本来納めるべき税額×税率で計算 40~50% 確定申告を忘れたり申告漏れが見つかったりした時は、できるだけ早期に申告することが大切です。 副業YouTuberで得た所得が20万円を超える場合は、確定申告はもちろん申告後の納税まで確実に行いましょう! 公務員が副業でYouTubeを始める場合は特に注意! ※写真はイメージ サラリーパーソンが副業を始める時は、まず就業規則を確認した上で、副業をしてもいいか判断する必要があります。 安全に稼ぐためにも、上司や人事担当部署には必ず相談しましょう。 公務員は、サラリーパーソンよりも副業に関する規制が厳しいため、特に注意が必要です。 法律上はグレーな部分があるものの、勤務先の基準によっては副業としてのYouTube運営が認められないことも。 また、民間企業に勤めている人とは異なり、公務員は副業で処分されるとニュースや新聞などで報道される場合があります。 公務員は処分された時のリスクが大きいため、副業でYouTubeを始める前に、必ず上司や人事担当部署に相談して許可を得ておきましょう。 以下は、実際に公務員がYouTubeで副業収入を得ていることが理由で処分された事例です。 【和歌山市消防局】減給1か月(2022年1月) 消防署に勤める男性は、YouTubeのゲーム動画配信で副業収入を得ていたことが発覚し、減給1か月の懲戒処分となりました。 副業が発覚したきっかけは、市に寄せられた匿名の情報提供です。 【陸上自衛隊宮古島駐屯地】停職4日(2020年11月) 陸上自衛隊の隊員である男性は、YouTubeにゲーム攻略動画を投稿し広告収入を得ていました。 男性の処分内容は、停職4日の懲戒処分です。 【宝達志水町】口頭での厳重注意(2020年4月) 町職員である男性は、町の許可を得ずにYouTubeで副業を行ったとして、口頭での厳重注意を受けました。 まとめ ※写真はイメージ 自宅で手軽に始められるYouTubeは、サラリーパーソンの副業として人気があります。 副業YouTuberと本業を両立させるためには、コンプライアンスを遵守しつつ、無理のない範囲で継続的に動画を上げることがポイントです。 副業YouTuberで一定の収益を得ている場合は、確定申告をしなければなりません。 確定申告の無申告や税金の延滞は、ペナルティが課せられるため注意が必要です。 副業YouTubeとして安全に稼ぎたい人は、就業規則を確認したり上司や人事担当部署に相談したりした上で、YouTuberとしての活動を始めましょう! おすすめ副業ランキング11選 初心者が安全にできる仕事を紹介! [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
働き方改革への取り組みとして、従業員の副業を認める企業が増えています。
YouTuberは、副業を始めようと考える会社員に注目されている職業の1つです。
しかし、YouTubeで成功して収益を得ることは簡単ではありません。
副業でYouTubeを始める時は、成功するためのポイントを知っておきましょう!
当記事では、副業YouTuberと本業を両立させるポイントや、確定申告の必要性などを解説します。
副業でYouTubeを始める場合に知っておくべき注意点にも触れるため、ぜひ参考にしてくださいね!
サラリーパーソンの副業にYouTubeが人気!
※写真はイメージ
現在、幅広い世代でYouTubeを始める人が増えています。
会社員の副業としてYouTubeが注目されている理由は、以下の3つです。
好きなことで稼げる
YouTuberは、自分の趣味や得意分野を生かして稼げる職業です。
経験や考え方を語ったり、ペットのかわいい姿を配信したりなど、アイディア次第で身近な話題でも収入が得られます。
顔出しせずに稼げる
ゲーム実況や料理動画などであれば、投稿者の顔出しは必要ありません。
顔出しに抵抗を感じる人も気軽に稼げるため、自分の顔を見られずに稼ぎたい人には適した仕事といえます。
本業に役立つスキルが身につく
YouTubeでの配信を通して、編集スキルや広告などの知識が身につきます。
YouTuberで得た知識やスキルを本業に生かしたり、ほかの副業につなげたりすることもできますよ。
副業YouTuberと本業を両立させるためのポイント4つ
※写真はイメージ
副業でYouTubeを始める場合は、本業との両立が求められます。
副業に力を入れすぎると、本業がおろそかになることも。
副業でYouTubeを始める時は、以下のポイントを意識しましょう!
副業の負担が大きくなると、少なからず本業に影響が出ます。
毎日更新や毎週更新といった配信頻度の固定化は、負担が大きくなるため避けたほうがいいでしょう。
配信回数が多くても、動画の質が低ければ視聴者は離れてしまいます。
チャンネル登録者数や視聴回数を増やすためには、継続的な更新が求められます。
無理をすることにつながらないよう気を付けつつ、「今月は月に3本動画をアップしよう」など、長く続けることをイメージして取り組みましょう!
限られた時間の中で効率よく収益を出したいなら、アウトソーシング(外部委託)の活用も1つの方法です。
動画編集作業の一部を委託すると、作業の効率化やクオリティーの向上につながります。
しかし、アウトソーシングにはコストがかかるため、コストとメリットのバランスを考えながら活用しましょう。
YouTube運営では、コンプライアンス遵守が欠かせません。
動画を投稿する前には、迷惑行為や違法行為が含まれていないかどうか必ず確認しましょう。
また、本業の守秘義務に違反していないかどうか、就業規則の確認などが必要です。
コンプライアンスや守秘義務に違反すると、副業だけでなく本業にも支障が出ます。
副業YouTuberで収益を得ている場合は確定申告が必須
※写真はイメージ
副業YouTuberで一定以上の所得を得ている人は、確定申告が必須です。
確定申告をしなかった場合、ペナルティを受けることになります。
副業としてYouTuberをしている会社員で、下記に該当する人は確定申告が必要です。
給与収入が2000万円を超える人は年末調整が受けられないため、副業による所得の有無にかかわらず自分で確定申告をしなければなりません。
また、YouTubeの収益に関する税額を正しく知るために、Googleアドセンスで税務情報の提出が必要です。
納税者番号、住所、特別な料率や条件などを入力し、手続きを完了させましょう。
ここでは、確定申告の流れと確定申告を怠った場合のペナルティについて解説します。
確定申告の流れ
確定申告のおおまかな流れは下記の通りです。
確定申告に向けて、まずは確定申告書、収支内訳書または青色申告決算書、源泉徴収票などを準備します。
確定申告書は、国税庁の『確定申告書等作成コーナー』から作成できます。
確定申告書の提出期限は、原則3月15日までです。提出方法は、窓口持参または時間外収集箱への投函、e-Taxによる電子申告、信書による郵送です。
申告期限をすぎるとペナルティの対象となるため注意しましょう。
所得税が発生する場合は、期日までの納税が必要です。還付がある場合は後日指定口座へ入金されます。
確定申告を怠った場合のペナルティ
YouTubeで得た所得が20万円を超えたにもかかわらず、確定申告を行わなかった場合や確定申告後に納税しなかった場合は、下記のペナルティが課せられます。
・本来納めるべき税額×税率で計算
・納税期限から納付までの日数×税率で計算
・本来納めるべき税額×税率で計算
確定申告を忘れたり申告漏れが見つかったりした時は、できるだけ早期に申告することが大切です。
副業YouTuberで得た所得が20万円を超える場合は、確定申告はもちろん申告後の納税まで確実に行いましょう!
公務員が副業でYouTubeを始める場合は特に注意!
※写真はイメージ
サラリーパーソンが副業を始める時は、まず就業規則を確認した上で、副業をしてもいいか判断する必要があります。
安全に稼ぐためにも、上司や人事担当部署には必ず相談しましょう。
公務員は、サラリーパーソンよりも副業に関する規制が厳しいため、特に注意が必要です。
法律上はグレーな部分があるものの、勤務先の基準によっては副業としてのYouTube運営が認められないことも。
また、民間企業に勤めている人とは異なり、公務員は副業で処分されるとニュースや新聞などで報道される場合があります。
公務員は処分された時のリスクが大きいため、副業でYouTubeを始める前に、必ず上司や人事担当部署に相談して許可を得ておきましょう。
以下は、実際に公務員がYouTubeで副業収入を得ていることが理由で処分された事例です。
消防署に勤める男性は、YouTubeのゲーム動画配信で副業収入を得ていたことが発覚し、減給1か月の懲戒処分となりました。
副業が発覚したきっかけは、市に寄せられた匿名の情報提供です。
陸上自衛隊の隊員である男性は、YouTubeにゲーム攻略動画を投稿し広告収入を得ていました。
男性の処分内容は、停職4日の懲戒処分です。
町職員である男性は、町の許可を得ずにYouTubeで副業を行ったとして、口頭での厳重注意を受けました。
まとめ
※写真はイメージ
自宅で手軽に始められるYouTubeは、サラリーパーソンの副業として人気があります。
副業YouTuberと本業を両立させるためには、コンプライアンスを遵守しつつ、無理のない範囲で継続的に動画を上げることがポイントです。
副業YouTuberで一定の収益を得ている場合は、確定申告をしなければなりません。
確定申告の無申告や税金の延滞は、ペナルティが課せられるため注意が必要です。
副業YouTubeとして安全に稼ぎたい人は、就業規則を確認したり上司や人事担当部署に相談したりした上で、YouTuberとしての活動を始めましょう!
おすすめ副業ランキング11選 初心者が安全にできる仕事を紹介!
[文・構成/grape編集部]