YouTubeが全米テレビ界に進出、ネットTVの黒船来港か!?
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ティッシュを包丁で半分に切って… 使い方に「目からウロコ」「ナイスアイディア」『革命すぎるティッシュの裏技5選』と題して、動画を公開しました。

「塩素系漂白剤は使いません」 水筒の茶渋を落とす方法に「もっと早く知りたかった」水筒の底に付く茶渋は洗いにくいので、見つけた瞬間気が重くなるのではないでしょうか。できるだけ簡単に茶渋を落としたい人は、100円ショップなどで買える『あるもの』を使ってみましょう。30分放置するだけでピカピカになります。
- 出典
- YouTube TV
動画配信大手の「ユーチューブ(YouTube)」が全米で地上波を含むテレビ番組のネット配信をする「ユーチューブTV(YouTube TV)」サービスを開始すると発表して、ケーブルテレビの価格破壊が起きるか!?と大きな話題となっています。
配信する番組は全米4大ネット局と呼ばれるABC、CBS、FOX、NBCのほかESPN(スポーツ専門チャンネル)や多くの人気ケーブルテレビチャンネルを多数網羅。
日本で言えばNHK、日テレ、TBS,フジテレビなどの地上波からケーブルテレビで人気の映画チャンネルやスポーツ専門チャンネルなどがすべて入って、価格は月額35ドル(約4000円)。
さらにはこの値段で6つのユーザーアカウントで見ることが出来るということは、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、息子、娘それぞれが別々の場所で別々の番組を見ても同じ値段!! それもテレビでもスマホでもタブレットでもなんでもOK!!
そしてもっとスゴイのは、さすが親会社グーグルの恩恵を得てか、専用のクラウドサーバーで容量無制限の録画機能も装備されているんだそうです。録画装置を各自で持たずに、タイムシフト視聴も出来る!!
全米は日本のテレビ事情とは大分違っていて、地上波チャンネル以外は月額いくらというより、大きなスポーツの試合があると都度支払う「ペーパービュー」方式が浸透していて、基本チャンネルはなるべく安く、見たいものはお金を払ってその都度見るという習慣がありました。そのため、Netflixのような月額8ドルで気軽に楽しめるサービスに集中していました。
ちなみに同様のサービスが既存のケーブルテレビだと月額80ドル近くしていました。現在はこちらも40ドル近くに押さえられているようです。
ところがここに来て、人気のスポーツの試合などもまとめてパッケージ化してくれるサービスが多くなり、実は日本のように、全部まとめてパッケージでいくらのようになっているものに人気が移ってきているようなんです。
そんな中での「ユーチューブTV(YouTube TV)」のスタート。全米のテレビサービスに変化があるのか、はたまたその波が日本にも及ぶのか、楽しみです。
[文/構成 土屋夏彦/grape編集部]
土屋夏彦
上智大学理工学部電気電子工学科卒業。 1980年ニッポン放送入社。「三宅裕司のヤングパラダイス」「タモリのオールナイトニッポン」などのディレクターを務める傍ら、「十回クイズ」「恐怖のやっちゃん」「究極の選択」などベストセラーも生み出す。2002年ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)に転職。コンテンツ担当ジェネラルプロデューサーとして衛星放送 「ソネットチャンネル749」(現アジアドラマチックTV★So-net)で韓国ドラマブームを仕掛け、オンライン育成キャラ「Livly Island」では日本初の女性向けオンラインで100万人突破、2010年以降はエグゼクティブプロデューサー・リサーチャーとして新規事業調査を中心に活動。2015年早期退職を機にフリーランス。記事を寄稿する傍ら、BayFMでITコメンテーターとしても出演中、ラジオに22年、ネットに10年以上、ソーシャルメディア作りに携わるメディアクリエイター。