生放送中に自宅に電話したお天気キャスターに称賛の声 「最優秀父親賞だ」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
自然災害は地震など突然起きるものもあれば、ある程度、事前に予測できるものもあります。
大雨や竜巻などは、天気予報で情報を知ることによって、被害を最小限に食い止められるでしょう。
自宅に竜巻が接近!すると気象予報士が?
アメリカのニュース番組で起きた出来事が話題になっています。
2022年3月31日、ワシントンDCにあるテレビ局『NBC4 Washington』に勤務する気象予報士のダグ・カンメラーさんは、生放送で天気予報を伝えていました。
実はこの時、番組が放送されている地域に竜巻警報が出されていました。
その情報を伝え始めたダグさんは、あることに気付きます。
竜巻が接近している地域が、彼の自宅のすぐそばだったのです。
ダグさんは竜巻の進路について視聴者に話しながら、自分のスマートフォンを手に取り、自宅に電話。
そして電話に出た息子のケントンくんに、「竜巻警報が出ているんだ。今すぐにキャリーと一緒に地下室に行ってくれ」と伝えたのです。
ダグさんは電話を切ると、視聴者に「私は私の子供たちに警告しなければなりません。子供たちが今、何をしているか知っています。おそらくオンラインゲームをしていて、この天気予報は見ていません」と説明しました。
しっかりと竜巻の情報を伝えながら、冷静な対応で家族を守ろうとした彼の行動は、視聴者から称賛の声が上がっています。
・見事なマルチタスクだ。気象予報士としても父親としても素晴らしい。
・あなたに今月の『最優秀父親賞』を贈る!
・父親にとって、家族を守ることより大事な仕事なんてないよね。
海外メディア『TODAY』によると、番組の放送時、竜巻はダグさんの自宅のすぐ近くまで接近していて、家にいたのは2人の子供たちだけだったのだそう。
しかし生放送中だったため、彼は一瞬どうするべきか悩んだ後で、自宅に電話をかけたといいます。
「子供たちを守らなければと思った」というダグさん。幸い自宅に被害はなく、家族も無事だったとのこと。
視聴者の身の安全と同じように、家族の安全も大切です。
気象予報士としてのプロ意識と、家族を守ろうとする父親の役割を同時にこなしたダグさんは、働く親の鏡といえるでしょう!
[文・構成/grape編集部]