店員がミス! 汁物がかかった客の反応に「まさに神客」「優しさに感動」 By - grape編集部 公開:2022-06-22 更新:2022-06-22 店員飲食店 Share Post LINE はてな コメント 人は誰しも、何かしらの失敗をするものです。 特に仕事を始めたばかりなど、慣れないことをしている時は失敗をしやすく、自分自身のミスにショックも受けることでしょう。 周囲の人の反応次第では、立ち直るまで時間がかかってしまうかもしれません。 血の気が引くミスをした新人 奈良県奈良市と生駒(いこま)市、天理市に店を構える飲食店『とんかつ店まるかつ』(@marukatsunara)の店主は、新人のエピソードをTwitterに投稿。 2021年の3月頃、配膳中だった新人が、しじみ汁をこぼして客に掛けてしまったといいます。 器がすべらないように滑り止めを使ったり、専用のお盆が用意されたりしていたのですが、別のお盆を使ったために発生したミスでした。 新人が動揺していると、しじみ汁が掛かった客はこういいました。 「大丈夫。気にしないで。拭けばいいだけだから」 「大丈夫やからね。気にせんでもいいから、頑張って働いてね」とも声を掛けた客。 やけどなどもなく、本当に大丈夫だったからこそだと思われますが、何よりも失敗した新人がショックを受けていないかが気掛かりだったのでしょう。 後日、来店した時も客は「辞めたりしてないかしら…」と新人のことを心配していたそうです。 店長は、客の優しさを受けた『新人のその後』について、次のようにつづりました。 「彼女は1年以上たった今も、笑顔で一所懸命に頑張ってくれています!」 こぼした「しじみ汁」がお客様にかかってしまい動揺する新人さんに、優しく「大丈夫。気にしないで。拭けばいいだけだから」と言ってくださったばかりか、後日来店されたときも「辞めたりしてないかしら…」と心配してくださったお客様。彼女は1年以上たった今も笑顔で一所懸命頑張ってくれています! pic.twitter.com/dk5hgdGuxm— とんかつ店まるかつ奈良本店・生駒店・天理店 (@marukatsunara) June 6, 2022 客によっては、しじみ汁が掛かった際、新人を必要以上に叱責したかもしれません。 その場合、新人のショックは深くなり、立ち直るまで時間がかかったり、仕事を辞めたりした可能性も。 対する客の優しさは、新人の糧となり、立ち直らせてくれたのでしょう。 店長の投稿には、「まさに神客」「いいお店は、いいお客さんに恵まれますね」「優しさに感動。人生に余裕をもって、こう生きたいものだなぁ」などの感想が寄せられています。 誰かの優しさに育てられることもあると、改めて気付かされるエピソードですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 @marukatsunara Share Post LINE はてな コメント
人は誰しも、何かしらの失敗をするものです。
特に仕事を始めたばかりなど、慣れないことをしている時は失敗をしやすく、自分自身のミスにショックも受けることでしょう。
周囲の人の反応次第では、立ち直るまで時間がかかってしまうかもしれません。
血の気が引くミスをした新人
奈良県奈良市と生駒(いこま)市、天理市に店を構える飲食店『とんかつ店まるかつ』(@marukatsunara)の店主は、新人のエピソードをTwitterに投稿。
2021年の3月頃、配膳中だった新人が、しじみ汁をこぼして客に掛けてしまったといいます。
器がすべらないように滑り止めを使ったり、専用のお盆が用意されたりしていたのですが、別のお盆を使ったために発生したミスでした。
新人が動揺していると、しじみ汁が掛かった客はこういいました。
「大丈夫。気にしないで。拭けばいいだけだから」
「大丈夫やからね。気にせんでもいいから、頑張って働いてね」とも声を掛けた客。
やけどなどもなく、本当に大丈夫だったからこそだと思われますが、何よりも失敗した新人がショックを受けていないかが気掛かりだったのでしょう。
後日、来店した時も客は「辞めたりしてないかしら…」と新人のことを心配していたそうです。
店長は、客の優しさを受けた『新人のその後』について、次のようにつづりました。
「彼女は1年以上たった今も、笑顔で一所懸命に頑張ってくれています!」
客によっては、しじみ汁が掛かった際、新人を必要以上に叱責したかもしれません。
その場合、新人のショックは深くなり、立ち直るまで時間がかかったり、仕事を辞めたりした可能性も。
対する客の優しさは、新人の糧となり、立ち直らせてくれたのでしょう。
店長の投稿には、「まさに神客」「いいお店は、いいお客さんに恵まれますね」「優しさに感動。人生に余裕をもって、こう生きたいものだなぁ」などの感想が寄せられています。
誰かの優しさに育てられることもあると、改めて気付かされるエピソードですね。
[文・構成/grape編集部]