天国へ旅立つ前の犬に、最後のお別れをする猫が…? 動画に涙する人が続出
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父「はい、撮るよー」 完成した家族写真に「どうしてそうなった」「1周回って好き」父がカメラマン役になった家族写真。その出来に娘が驚愕したワケは?
『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
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アメリカのニューヨーク州で動物のためのホスピスを運営しているエリカ・キュッツインクさんは、これまでに多くの犬たちの最期を看取ってきました。
そんなエリカさんにとって、もっともつらい別れが訪れます。
それは愛犬であるタイの旅立ち。
2011年2月22日、エリカさんは子犬だったタイを保護施設から引き取りました。
生まれた時から目が見えないタイは10年半の間、エリカさんと幸せな時間をともに過ごしてきました。
しかし、タイは原因不明の病気にかかり、どんどん体調が悪くなっていきます。
エリカさんはタイを苦しみから救ってあげるために、安楽死という苦渋の決断をしたのです。
仲よしの犬と最後のお別れをする猫が…
タイとの別れの日の朝、エリカさんは入院していたタイを自宅に連れて帰りました。
それは、タイの親友である猫のバニーに、最後のお別れをさせてあげるためです。
久しぶりに家に帰ってきたタイに近付いたバニーは…。
ソファに横たわるタイの顔に、何度も何度も顔をすり寄せるバニー。
バニーはこれがタイに会える最後の瞬間だということを分かっていたのでしょうか…。
また、起き上がることができなくても、タイはバニーの匂いと温もりを感じていたはず。
エリカさんはそんな2匹を見て涙ぐんでいますが、この動画を見た人たちもたまらず涙したようです。
・とても美しいシーンだね。でも心が痛むよ。
・泣いてしまった。この猫は、友達が逝ってしまうことが分かっているように見える。
・なんて素晴らしい友情。この子たちは本当に仲よしだったんだろうね。
そして2022年8月23日、タイはエリカさんに見守られながら、安らかに永遠の眠りにつきました。
エリカさんはタイが旅立ってからしばらくの間、悲しみに打ちひしがれていました。
しかし、いつまでも泣いてばかりではいられません。タイの旅立ちから約3週間後、彼女はタイと同じく目が見えない子犬を家族に迎えました。
これが、新しい家族となった子犬、トリップとバニーとの初対面の瞬間です。
出会った瞬間、トリップの鼻に顔をすり寄せたバニー。新しい友だちを歓迎しているようですね。
無邪気なトリップの存在はきっと、親友を失ったエリカさんとバニーの悲しみを癒してくれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]