清掃員が見かけた貼り紙付きのゴミ そこに書かれた『切実な訴え』とは
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ゴミ収集会社で清掃員として働きながら、お笑いコンビ『マシンガンズ』としても活動している滝沢秀一さん。
自身のTwiterアカウントには、普段、清掃員として仕事をする上で感じたことや、ゴミ出しの豆知識などを投稿し、反響を呼んでいます。
貼り紙付きのゴミ
2022年11月15日、滝沢さんはマンションなど集合住宅のゴミ置き場で「たまに見かける」という貼り紙が付いたゴミの写真を投稿。
貼り紙には、そのゴミを出した人物に向けられた『切実な訴え』が書かれていました。
分別して黄色のゴミ袋で決まった曜日に捨ててください
本当に困っています
本当に毎回きついです
このゴミは、分別や収集日のルールを無視して出された『違反ゴミ』なのでしょう。
どうやら、ゴミを出した人物は毎回のようにルールを破っていて、管理人や親切な住民が代わりにゴミを分別したり、決められた日に出し直したりしてきたようです。
自分が出したものではないゴミを代わりに確認し分別し直す作業は、手間がかかり大変なストレスです。
滝沢さんは「僕らだけでは違反ゴミは処理しきれない。こういう方々のおかげで僕らは助かっています」と感謝の想いをつづっていました。
多くの住民が住む集合住宅では、集積所にたくさんのゴミが集まります。
一人ひとりが自分の出すゴミに責任を持ち、みんなで使う集積所をきれいに保つ意識が大事でしょう。
しかし現実には、代わりに分別してくれた人の善意にのっかり、ルールを破ることが常態化している人もいるようです。
投稿には、無責任な『違反ゴミ』に対して怒りの声が上がりました。
・うちのマンションも分別しない常習犯がいる。管理人さんが大変そう。
・マンション清掃の仕事をしてますが、こういうのはザラにある。本当に酷いです。
・こういうことが多々あると管理費の値上げにつながる。自分の首を絞めることになるのに…。
ゴミ出しのルールを守らない人は、「面倒だから」「自分1人だけなら構わない」といった軽い気持ちでいるのでしょう。
しかしその『面倒』を、理不尽な形で他人に背負わせているということに、気付かなければいけませんね。
[文・構成/grape編集部]